ハイデルベルグ城の中庭を抜けるとフリードリッヒ館があります。
ここに入るとまず目を引くのはワインの大樽。直径7メートル。22万リットルも入る大樽です。ワイン好きの方のはよだれが出るようなこの樽。実は領民から税金の代わりに集めたワインを貯蔵するたものもの。
そしてこのワイン樽の管理をしていたのがペオルケさんという方。この方は小人の道化師で大酒飲みでした。
毎日、毎日、ワインを飲んでいたのですが、ある日、勧められてお水を飲んだらそのまずさに驚き、病気になって亡くなったのだそうです。
これでブドウを潰してワインを造りました。
ここでワインの試飲ができるそうですが、あいにく時間が早くてレストランは閉まったままでした。残念!
このお城のバルコニーからはハイデルベルクの街並みが一望できます。
昨日見たカール・テオドール橋も見えます。
そしてバルコニーにはもうひとつ、名物になっているものがあります。
それは足跡。
ある日、王様の留守中に王妃がボーイフレンドを呼んで仲良くしていました。すると予定を変更して王様が突然帰ってきてしまいました。
慌てたボーイフレンドが王妃のお部屋からテラスに飛び降りた時に付いた足跡なんだそうです。ここに足がぴったりとはまると浮気がばれないんだとか。
おっとっとをはじめ男性軍は必死に足跡に自分の足を合わせていましたが・・・残念でした!日本人には大きすぎました!!
誰ですか?ハイデルベルクに行かなきゃなんて言うのは??