朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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撮影秘話(その14 アイバンクと臓器移植ネットワーク)

今回のコマーシャルに出演するまで、アイバンクと臓器移植ネットワークは同じだと思っていました。

私は臓器移植ネットワークの黄色い意思表示カードを持っていて、そのすべての項目に丸をしています。もちろん角膜も。

でも、アイバンクと臓器移植ネットワークは全く別な組織なんだそうです。

もちろん臓器移植ネットワークの意思カードに角膜提供の意思があれば、死後、アイバンクに連絡が行き、角膜提供できます。

しかし、アイバンクに登録していれば、即、角膜提供ができるのです。臓器ネットワークが間に入らない分、早く提供できます。時間が早いほど良いのだそうです。

改めてアイバンクに登録しました。

最近、臓器移植の法律が変わったので、大きくマスコミにも取り上げられて多くの方が関心を持ってくださいました。しかしまだ、多くの方が正しい情報を持っていないように思います。

そういう私も、十分な知識があるわけではありません。ぼんやりとしかわかりません。

臓器移植の場合は、心肺停止後に臓器を提供してもらい移植します。しかし、腎臓やすい臓などは血液が止まった後での移植は難しいのだそうです。せっかく提供してもらったのに、使えなかったのでは残念ですから。

そこで脳死での提供が必要になってくるのだそうです。脳死が人の死かどうかは、難しい問題ですが・・・・。

一方角膜は、死後に眼球を提供します。脳死で取り出す必要はありません。もちろん早いほうがいいのですが、提供はあくまで心肺停止後です。臨終を告げられてからです。

娘の時も先生が臨終とおっしゃった後で、数回呼吸をしました。そのため眼球を取り出しに一度出発したアイバンクのお医者さんが、いったん病院に戻りました。
その後、確実に心肺停止したとの連絡を待って再出発したといういきさつがあります。

角膜提供も脳死状態でするのだと思っている人が、結構多いのには驚きました。

臓器も角膜も、提供するかどうかは個人の意思です。他人に強要されるものではありません。

しかし知識として知っておくことは必要ですし、また、自分の死についても考えることはもっと必要だと思います。

死を考えることは、生を考えること。

命あるものはすべていつかは死を迎えます。その日のことをしっかりと考えておきたいと思っています。

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菜穂にとても良いチャンスをもらいました。

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by asahikanokami | 2009-07-24 22:11 | 私のこと | Comments(0)
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