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毎日暑い日が続いています。
プレハブの仮設住宅は、ことさら暑いです。 さっきお手洗いに入って、うっかりと鉄骨の柱に触ったら 「あっちっち!!」 郷ひろみの歌を、もう少しで歌いだしそうになりました。やけどするかと思うほどです。 床も壁も暖房が入っているみたいに暖かいです。 これでも天井に換気扇を入れてもらったのですけどねぇ・・・・・。 それはさておき、書こう書こうと思いながら書いていなかった、仮設で行われたイベントをご紹介したいと思います。 まず最初に行われたのはグリーンカーテン作りです。 「グリーンカーテンがほしいねぇ」 と言う声に、JAさんが応えてくださいました。 ゴーヤと朝顔の苗、プランター、用土にネットまで用意して下さいました。 グリーンカーテン作戦の日は平日だったので、お仕事に出かけている人も多かったのですが、留守番部隊総出で、プランターに苗を植え、ネットを張りました。 朝顔通り。ゴーや通り。二つの通りが完成。 「そこは違う」 「ここはこうしたほうがいい」 皆で大騒ぎしながらの作業は楽しかったです。 それからハワイ在住の方の焼きそばの炊き出しがありました。この方は避難所にいるときから4回も炊き出しに来てくださっています。前の晩は、区長さんのところに宿泊。初めて仮設に泊まったとご機嫌でした。 それから、タウンマーケットが開かれました。 朝顔通りにいろいろなお店がオープンしました。各店長さんは子供たち。 「ありがとうごじゃいましゅ」 小さな店長さんに呂律の回らないお礼を言われると、ついついほほが緩みます。 この売り上げは、次回開催の費用になるそうです。 そしてこの前は、曹洞宗の青年部のお坊さんがカキ氷屋さんを開店しました。 暑かったので大勢の人がおいしそうにカキ氷を食べていました。 また集会場で、お茶を飲みながら皆の話を聞いてくださいました。 時々、腕章をして人たちが 「何か困り事はありませんか?心配事はありませんか?何でも話してください」 と訪ねてきます。 しかし、初対面で、まして突然訪ねてきた人に 「実は・・・・・・・」 と悩みを打ち明ける人は皆無だと思います。 若いお坊さんたちは、落語を披露したり、おいしいお茶をご馳走したりしながら、四方山話をし、その中から悩みを聞いていました。 ただ、黙って聞いてもらうだけでも、人の心は晴れるものです。 若いお坊さんたちはまた来てくださるとか。 回を重ねるごとに、きっと住民の心も開放されて、奥深くに隠されている悲しみや苦しみを吐き出すことができることでしょう。 3月11日以来、眠れない人、地震でないのに体が揺れているようで落ち着かない人、テレビを見るのが怖い人など、少なからず心に傷が残っている人がいます。大人さえこんな状態ですから、子供はどんなにか傷ついていることでしょう。 心の傷を自分では気がつかないことも多いし、気がついてもそれを表に出せない人がほとんどです。 せめて仮設住宅内でいろいろなイベントをして、みんなで楽しみ、みんなで笑い、少しでも前に進む元気を取り戻せたらいいなぁとおもっています。
by asahikanokami
| 2011-07-14 16:41
| 避難生活
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