朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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製作中

今朝、画家の齋藤研先生に呼ばれて、新地にある齋藤先生のアトリエに行ってきました。

そこで見せてもらったのは被災した朝日館を題材にした百号の油絵。
まだ製作の途中でしたが見せていただきました。

f0061402_21265584.jpg


3月の震災のとき、先生は新地のアトリエで絵をかいておられました。
幸い、先生のアトリエは山の方にあるので、屋根瓦が落ちたり壁に亀裂が入るぐらいの被害でした。

先生は毎日、新地中を歩き回り、その凄まじい風景に泣いていました。
子供時代を過ごした(幼少時代から高校を卒業するまで新地に住んでいました)ふるさとの変わり果てた姿に、言葉もなくただ立ち尽くすだけだったとおっしゃっていました。

朝日館にも毎日のように出かけて泣いてくださいました。

その時
「僕は、朝日館を題材に絵を描こうと思うよ」
と言っていた絵の製作がいよいよ始まりました。

f0061402_2127152.jpg


この絵の左下に私たち夫婦の肖像を描かれるそうです。
できる限り美人に描いてくださるようにお願いしてきました。

完成が楽しみです。絵が出来上がるまで、随時、取材してここでお知らせいたしますね。

(蛇足)
避難所にいたとき、避難所にはお風呂がなかったので、2か月間、親子三人で先生のアトリエのお風呂を使わせてもらい助かりました。まるで我が家のように自由気ままにお風呂がつかえて、本当にありがたかったです。

by asahikanokami | 2011-09-03 15:15 | 避難生活
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