朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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ふくみみ出演

さて、いつまでもサボってないで、ぼちぼちブログを書くことにしましょう。

先月末からいろいろなことがあって、大忙しの一か月でした。
朝日館の女将から解放されて、私の世界が一段と広がりました。

その大きな一因が、たくさんの方からの応援です。
本当にありがたいと感謝しています。こんなにもたくさんのお力をいただくと思いませんでしたので、そのたびに涙腺の弱い私はうるうるしています。

そのことは、おいおいブログで書きたいと思っています。

さて、今回はテレビ出演したことを書きます。

9月30日、NHK福島の「ふくみみ」という番組に出演してきました。

「新地の昔話」を紹介していただきました。
新地語ってみっ会の皆が語りをしているところを取材してもらい、本ができるまでのいきさつについて私がインタビューを受けました。

以前にもこのブログでご紹介しましたが、この本は震災の数日前に、印刷発行をしてくださった「きれい・ねっと」の山内尚子さんにデータを送ったおかげで出来上がった、奇跡とも思える本なのです。

震災が起きて、私の生死が不明の時に、尚ちゃんは私が生きていてほしいと願って、私が生きていると信じて、前書きもあとがきもない原稿で本を製作してくれていたのです。

なかなか電話がつながらなくて、やっと繋がったっときに
「なおちゃん!私は生きているからね。本を作ってね」
と言うと
「みほりんさん・・・・生きていてよかった・・・・・・もう作っていますよ」
と涙声で言ってくれました。

この本は奇跡の本であり、尚ちゃんと私の友情の本でもあります。

そして尚ちゃんと尚ちゃんのご両親は無料で200冊の本を作って
「新地町の皆さんがこの本を手にしたり、又語ってみっ会の皆さんのお話を聞くことで元気になりますように」
と送ってくださったのでした。

新地の人たちは、土地の言葉で書かれた昔話を通して、改めて新地の豊かさ、素晴らしさを再認識し
「元の新地よりももっと美しい新地にしたい」
と、勇気と復興の力を貰いました。

もうすでに700冊が売れたという事実はこのことを証明しています。多くの町民がこの本から元気を貰ったと確信しています。

さて、テレビ出演に当たり、久しぶりに仙台のデパートでワンピースを買ってきました。毎日、いただいた洋服ばかり着ているので、たまには自分で好きな洋服も着てみたいとわがままが出ました。

ところがテレビ出演の前夜、作務衣で出演してくれと電話が来ました。
えぇっ・・・・・・・せっかく買ったお気に入りのワンピースなのに………涙

翌日、作務衣を持参してテレビ局に行きました。

カメラテストをしたらワンピースの方が良いということになりほっとしました。インタビューは生出演だったので、ちょっと緊張しましたが無事に放送されました。

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by asahikanokami | 2011-10-24 21:39 | 私のこと
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