朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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俳句覚え書き

最近、とみに記憶力の無くなった私。
俳句も作っては片っ端から忘却の彼方へとばしています。

そこで、ここに今年分をメモしておきます。

「初日」

 * 着膨れて だるまのごとく 初日待つ

 * 初日告ぐ 花火に浜辺 どよめけり

 * 金色に(こんじきに) さざ波染めて 初日の出

 * 釣師浜 初日ためらわず 昇りけり (投句済み)

 * ゆうらりと 釣師の海より 初日の出

 * 黒豆に ふたつみつ紅き チョロギかな

 * 空広し トビよりの年始 ピーヒョロと

 * 畏れつつ黒吹雪(くろふき)と呼びぬ 大吹雪 (投句済み)

 * 真夜中に 戸をゆすり来る 雪女郎

 * 注連飾り(しめかざり)大きく飾りし 海番屋 (投句済み)

「黄水仙」

 * 仏にと 届きし留守の間 黄水仙 (投句済み)

 * 黄水仙 留守居の部屋に 香り満つ

 * 凧揚げや どの子もほほを 赤くして

 * 鹿狼(かろう)おろし 凧くるくると 落ちにけり

「ふきのとう」

 * 散策の わが足とめし ふきのとう

 * ふきのとう 海を見下ろす 土手の上

 * 寒風の 土手にふたつみつ ふきのとう

 * ふきのとう 緑の色も 初々し

 * ふきのとう 釣師の海は 波高く

 * 摘む指に かすかに残り香 ふきのとう (投句済み)

 * ふきのとう 揚がり鮮やか うす緑

 * 夫と食む ふき味噌よ春よ ほろ苦し (投句済み)

 * ふき味噌の 香りひろげつ 夕餉かな

「立春」

 * 春立ちぬ 鍋の湯豆腐 もぞもぞと

 * 春の雪 おぼろおぼろに 積もりけり

 * 春立つや 鶯もちを 賜りぬ

 * 恋猫の 声遠ざかり 月円か(まどか)

 * 春嵐(はるあらし)ビルに灯の部屋 闇の部屋

 * 自転車の 籠に一枝 猫柳

「桜餅」

 * 灯をともし 逝きし娘の雛 飾りけり

 * ぼんぼりに 照らされ雛の 艶めける

 * 桜餅 かほりも共に 届けらる

 * さてまずは 仏に供へむ 桜餅

 * 桜餅 手に柔らかし なほ甘し

 * 桜餅 みちのくの春 すぐそこに

by asahikanokami | 2007-02-16 17:01 | 私のこと | Comments(0)
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