朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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花見山

昨日、4月9日に花見山に行ってきました。
以前にも行ったことがありますが、その時はアジサイの季節と紅葉の季節でした。いつか一回は桜の季節に行ってみたいものだと思いながらも、大勢の人が押し寄せるテレビ映像に気後れして行けずにいました。

昨年、友人のブログで美しい桜の写真を見てから、来年は行ってみようと心密かに決めていました。

前日、天気予報を見たら「雨のち晴れ」とのこと。ちょうど選挙期間中でもあり、行くことが出来るとしたら9日だけ。とにかく朝起きてから、天気の様子を見て行くかどうか決めようと思いました。

ところが、朝起きて見たらシトシトと雨が降っています。空は曇天。おっとっとは
「あきらめた方がいい。雨の中を無理して行ったって写真も撮れないぞ」
と言います。

行くなと言われると行きたくなるのが人情。もとい!天邪鬼の私。
おっとっとの反対を押し切って
「天気予報は晴れるって言ったもん!!私は晴れ女だもん」
と強引に出かけました。

途中、相馬市から篠突く雨。
「戻ろうかな・・・」
とも思ったのですが、おっとっとの反対を押し切って出かけてきたこともあり、また、川霧が空に向かって上がって行く(晴れる印)し、西の空が明るいのでそのまま走り続けました。

福島市に到着した頃には、すっかり雨も上がり、青空になりました。恐るべし!晴れ女!!
花見山は福島市の西。細い道を通らなければならないので、ずっと離れた所に臨時駐車場があり、そこからシャトルバスが花見山までお客様を運んでいます。

臨時駐車場は川のほとり。白鳥がまだ飛び立たずにいました。
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花見山の臨時バス停から花見山までは徒歩です。ゆっくりと散策しながら、花見山を目指しました。途中からもピンクに染まった花見山がきれいに見えます。平日で雨の後。しかも14時半を廻っているというのに、ものすごい数の観光客です。今日はすいているだろうと言う予想は裏切られました。
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とりあえずは、観光客の行列に混じって歩いて行きました。

花見山は阿部一郎さんという農家の方の持ち山です。個人の持ち物を通年、無料解放しています。
したがって山に登る入り口は、阿部さんのお宅の玄関の前なのです。30分コースと45分コースと一時間コースがありました。

せっかく来たのですからもちろん迷わずに一時間コースを歩くことにしました。
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花見山はもちろんのこと、辺りの里山すべてがピンクのグラデーションです。
写真家の秋山正太郎さんが『現代の桃源郷』と言って、ここがお気に入りで、毎年通ってきては撮影したと言う気持ちが理解できます。
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まさに、桃源郷とはこういう場所を言うのでしょうね。この世とは思えない美しさです。
桜はいろいろな種類があり、種類によってピンクの色が違います。濃いピンクは花桃。花スモモ。白い大きな花は、白木蓮とこぶし。白く煙ってみえるのは雪柳の一群れ。そしてレンギョウの明るい黄色。松や杉の緑の中で美しい色です。この世のものとは思えない美しさです。
 
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あちらこちらでため息をつきながら登っていくとほどなく頂上でした。辺りの景色に目を奪われているうちに、いつの間にか頂上についていました。
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ここから眺める下界もまさに『里の春』です。
こんなにもたくさんの色彩が混じっているのに、見事なまでに美しい。もし、これが人工の色彩だったら・・・・きっとこんなに美しくは思えないことでしょう。自然の色彩に脱帽です。
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帰りもまた辺りを眺めつつ下山。あっという間に下まで下りて来ました。
 
帰り道
「今年も桜を見ることが出来た」
と思ったら、不覚にも涙がこぼれました。
 
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桜が好きだった亡き娘。昨年から今年にかけて亡くなった年下の友人達。
彼らは今年の桜を見ることが出来なかった・・・・。そして、私だってはたして来年の桜を見ることが出来るとは限りません。
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そう思うと今年の桜のなんと美しいことか!!
一時間コースをゆっくりと二時間かけて、心行くまで桜を堪能して帰ってきました。
 
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by asahikanokami | 2007-04-10 20:24 | 私のこと | Comments(2)
Commented by よよよっちん、 at 2007-04-12 00:02 x
あの秋山正太郎さんが通われたところですかっ!?本当に美しいところですね~私も死ぬまでに一度は行ってみたいです~(* ̄∇ ̄*)~♪

あと1ヶ月くらいで、私の個人的な事情でPC環境が無くなるので、こちらを訪問できるのもそれまでの間となります。でも、できるだけ足跡はペタペタつけさせて頂きますのでヨロシク~o(^▽^)o
Commented by 朝日館女将 at 2007-04-12 23:43 x
【よよよっちん】

そうです!あの秋山さんが毎年通ってきた花見山です。

もう、この世のものとは思えないほど美しかったです。
が・・・・人も多かったです(笑

人のいないところを写真に撮るのに苦労しました。
どうぞ、いつでも足跡をつけてください。もう、パソコンはしないのでしょうか?淋しいです。
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