元朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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南イタリアの旅 35 (おせっかいはほどほどに)

お昼ご飯の後は、シチリア焼きの陶工房を訪ねました。

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お店の中は色鮮やかなシチリア焼きの数々。

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実演も見せていただきました。

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その後はお買い物タイム。シチリア焼きは色鮮やかできれいですが、これを買って帰って、はたして我が家の色彩になじむでしょうか???この鮮やかさはここで見るからステキですが、我が家ではかえって浮いてしまうことでしょう。

思案の末に我が家用には何も買いませんでした。

お店の隅で双子の天使のテラコッタ(素焼き)を発見して、お土産に買いました。後は、きれいな植木鉢を見つけましたので、お花が大好きなおばのお土産にしたいと思いました。

しかし、植木鉢の底に水抜き穴がありません。お店中を探してやっと水抜き穴がある植木鉢を見つけて大小二個買いました。

イタリアでは室内やベランダで使用する植木鉢は、水抜き穴をつけないのだそうです。もし、室内や階下に植木鉢穴から水が漏れたら大変だからです。

おっとっとが、ガイドさんを通して
「日本人観光客を相手にするなら、植木鉢に穴が開いてないと買ってもらえないよ。これからは、植木鉢には穴を開けなさい」
と教えました。

しかし、バスに戻って
「今、日本人観光客に植木鉢を買ってもらいたかったら、底穴を開けなさいと教えてきた」
と自慢げに言ったら、同行の皆さんに
「いや、今は日本でもマンションやアパートなどに住んでいる人が多いから、植木鉢に穴が開いてないですよ」
と言われて
「それじゃあ、俺はとんでもないアドバイスしてきたのか・・・。もし、穴あきの植木鉢をいっぱい作って、一個も売れなかったらどうするべぇ・・・うらまれるなぁ・・・・」
とさっきまでの元気はどこかに行ってしまい、すっかり意気消沈していました。

おっとっとよ!口は災いの元。おせっかいもほどほどに。

by asahikanokami | 2007-06-28 22:02 | 旅の話
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