朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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またお出かけ

洗濯物を干していたらおっとっとが
「定義さんに行くか?」
と聞きました。

その昔
この娘は縁遠いだろうと思った私の両親は、定義さんに良縁成就のお参りに出かけたそうです。

定義さんというのは仙台の西、作並温泉の近くにある定義如来 西方寺のことです。定義さんと親しみをこめて呼ばれ、霊験あらたかと多くの人々の信仰を集めているお寺です。

ほどなく、お見合いの話が持ちあがり、私は興味半分でおっとっととお見合いして、結婚する気がないと断って帰りました。

それなのになぜか、おっとっとと両親とでお結納の話をまとめ(ちなみに私は怒って結納には出席しなかった。花嫁なしで結納をした)あっという間に結婚式という運びになってしまいました。

いつも亡くなった両親は
「定義さんのかげであんたは結婚できた。あの時、強引に結納をしなかったら、あんたは一生独身だった」
と言っていたものです。

おっとっとと私の結婚が良縁だったかどうかは疑問ですが、さっぱりお嫁さんが見つからない息子を心配して
「息子の良縁成就をお願いしに定義さんに行きたいなぁ」
と私が言ったのを、おっとっとは覚えていたらしい。

お天気も良かったので、思い立ったが吉日と、二人で出かけてきました。

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御祈願のお経をあげていただき、息子の住所と名前を読み上げていただいた時に、なぜか涙がこぼれました。

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外に出たら時雨なのか、空は晴れているのに雨が降ってきました。雨に打たれているのに、服がほとんど濡れないという不思議な体験をしました。

車に乗ったとたんにおっとっとが
「すがすがしい気分だなぁ。お経を聞きながら無の境地になった。こんなこと初めてだ」
というので嬉しくなりました。

定義さんは一生に一度、願いを聞いて下さるそうです。なんだか良いことが起きそうな予感がします。

息子に優しいお嫁さんが見つかることを願いながら帰ってきました。

by asahikanokami | 2008-10-30 22:50 | 私のこと | Comments(0)
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