朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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カテゴリ:我が家のお客様( 29 )


嬉しい言葉

久しぶりにお得意様に会いました。
「朝日館!元気だったか?大変だったなぁ・・・・・・」

そうおっしゃって、無言になりました。しばらく言葉を探していらっしゃるように見えました。
そして
「朝日館が無くなって・・・・・おもしゃぐね・・・・」
って、泣きそうな声でおっしゃいました。

おもしゃぐねっていうのは、このあたりの方言で面白くないということ。

「朝日館が無くなって、いろいろなところを使っているけど、朝日館みだいな所は無ぇ…。頼むから旅館を再開してけろ(くれ)」

嬉しかった。涙が出るほど嬉しかったです。

そのお客様には、いつも接待に使っていただきました。
お帰りになるのは、必ず夜中過ぎでした。何時になっても、おっとっとがご自宅まで送って行きました。

我が家では、姑の代から(もしかしたらその前の代からかもしれません)お客様に
「お帰りください」
と言ったことがないのです。
「まだ帰らないのかなぁ・・・・・」
と心の中でつぶやきつつ、半分居眠りしながらお帰りになるのを待っていました。

時には夜中の2時ごろになっても帰る気配がなく、催促したいと思ったことが何度もありましたが、宴会のお部屋に行くとお客様がとても楽しそうにお話をしているので、お帰りを催促できませんでした。

「あのなぁ、ほかの所を利用したら21時には出されてしまうんだ。朝日館なら何時でも嫌な顔しねぇで酒出してくれたのになぁ」

そういうお話を聞くと、姑の商売方法は間違いなかったと確信します。
私のやり方は姑が教えてくれたままなのです。
それは、自分の都合よりもお客様の都合を考えること。簡単なようでとても難しいことでした。

姑は、とても優しい人でしたので、利益など考えずにサービスに徹していました。
「そこまでお客様に媚びなくても良いのに」
と、若い時にはずいぶん思いました。

姑が亡くなって、私が女将になった時、お手本は姑でした。いつも、なにか困難にぶつかると
「姑ならどうしたかな」
ということが、私の判断基準でした。
自分が女将になってはじめて、姑が媚びていたわけではないと気がつきました。姑はお客様が喜んでくれることをしていただけだったのです。
そして、今、改めて、姑に教えてもらった商売の方法は間違っていなかったと思います。

「朝日館、再開してけろ(くれ)」
という言葉は、何よりの嬉しい言葉でした。

by asahikanokami | 2012-10-05 20:12 | 我が家のお客様 | Comments(7)

いなくなった???

海から戻ってきた若い女性のお客様が
「ビーさんがいなくなってしまったの・・・・・」
と半ベソをかいてお帰りになりました。

えっ!!それは大変!!

「どこではぐれたんですか?遊泳中にいなくなったんですか?まさかおぼれているなんて言うことはないでしょうね?」

私の顔は驚きでちょっと青ざめていたかもしれません。

すらりと長い脚を水着から出して、まるでモデルのような美人のお嬢さん。
きょとんとして私を見ています。

無理もありません。初めて来た浜で、お友達がいなくなってしまったんですから。呆然となるのもわかります。

「これから一緒に行って二人で浜を探しましょう。それとも警察に連絡して探してもらいましょうか?」

するとお嬢さん、大慌てて
「いえ、いえ。もう古いビーさんですから探さなくてもいいです」

なんということを!!古いお友達ならなおさら必死に探さなきゃならないでしょうよ!!

と・・・・・ここで気がついた・・・・・。

ビーさんって人じゃないのね・・・・・・。えっ????ビーチサンダルの略ですか!
てっきりAさん、Bさんの「ビーさん」だと思っていました。
いなくなったではなくて、なくなったって言ったんですか・・・・・。ビーサン・・・・。

そう言えば昔、友人の英子さんが
「えいこ様のえいはどのような字を書きますか?」
と聞かれて
「英語の英です」
と答えたら
「〇〇A子様」
という手紙が届き
「私は犯罪者じゃない!なんで匿名で手紙が来るんだ!!」
って怒っていたっけ。

なくなったのはビーチサンダルで、ビーさんでなかったのはなによりです。考えてみたら、いなくなった人を匿名で言うのも変です。そのあたりで人じゃないって気がつかない私って・・・・・・(汗

ほっとしたらおかしくておかしくて、おなかがよじれるほどお客様と二人で大笑いしました。

お嬢さま、年配者に話す時には略さないで、フルネームでお願いいたします。

by asahikanokami | 2010-08-11 20:30 | 我が家のお客様 | Comments(4)

瞑想してたのにぃ!!

気持ちの良い朝日を浴びながら瞑想している人がいました。

グリーンカーテンにしようと植えたのに、いまいち、葉っぱが茂らなかったゴーヤの上。

親指の先ほどの大きさのカエルさん。

気持ち良さそうに瞑想していらっしゃいました。

あまりに可愛いのでカメラを取り出してパチリ!!

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途端に不機嫌そうな顔で睨まれてしまいました。
「なに撮ってんだよぉ!!」

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瞑想のお邪魔をして済みませんでした。ペコリ。
姫ゴーヤ(大きくならない種類らしい)がそれを見てクスクス笑っておりました。

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by asahikanokami | 2010-07-30 10:17 | 我が家のお客様 | Comments(4)

だって・・・知らないんだもん・・・(テレビ出演顛末記)

福島中央テレビから電話が来ました。

「今、ゴジてれchu!で新地町の取材中なのですが、朝日館さんでカレイの煮魚が食べられますか?」

「はい。大丈夫でございますが」

「じゃあ、後ほど取材させていただきます」

そして夕方やってきたのは4人の男性。そのうち一人は外国の方。

「カレイを煮ていただいて、それを食べるところを取材させてください。女将さんに説明をお願いいたします」

「あの・・・・出たがりおっとっともいますけど・・・・」

「いや、女将さんで」(おっとっと がっかり)

どうやら相手は番組のことを私たちが知っていると思っているらしい。
でも・・・ごめんなさい・・・・見たことがないのよね。だって新地町は伊達藩。仙台の放送を見ているんですもの。

でも、なんだかその番組を知らないと言えない雰囲気。相手は当然知っているでしょとばかりに説明もなしで取材が始まってしまいました。

レポーターは外人さん。名前もわからない・・・・。どうしよう・・・。後は度胸あるのみ。

おっとっとがヒラメの刺身や毛ガニやそのたもろもろ、いっぱいお料理を並べたら全部片付けられてしまった・・・。テーブルの上にはカレイの煮魚の皿がぽつんと一つだけ。

煮魚にかぶりついた外人さん
「おいしいですね!!」
と上手な日本語で話しました。ほっとしました。だってもし英語で話しかけられたら
「あわわわわ・・・・・」
ってなりますもの。きっと私のすべての受け答えが
「サンキュー」
オンリーになることでしょう。(それもテレビ的には面白かったかも)

そして外人さんはやたらと
「ブラボー!」
と言って拍手をします。えっ????私も言うのかな????

中途半端な反応で一応拍手だけはしておきました。

最後に
「女将さんのお宝は何ですか?」
と聞かれました。

突然だったので何も答えを用意していなくて、頭の中でいろいろな答えがぐるぐると回り、口を衝いて出た言葉は
「主人とお友達です」

えっ??しゅ、しゅ、しゅじん・・・・。自分でも意外な答えでした。そんなこと思っていなかったのに。

「どうしてですか?」

まさか思ってもいない言葉が出たともいえず
「あ・・あ・・・あの・・・あの・・・・(と必死に理由を探して)この旅館は主人と二人で二人三脚でやってますので・・・・主人は大事です。(なんという良い奥さんだろう。ホロリ)私のお友達はみんな素晴らしい人ばかりですので宝物です」
ととっさに答えました。

お~~~!!我ながら良くできました!!

すると
「新地のお魚は宝物ではありませんか?」
と聞かれました。そうか!テレビ局は新地の海の幸が宝物と答えてほしかったんだ。カレイの取材だものなぁ。カレイと答えてほしかったのか。

あわてて付け加えて言いました。
「もちろん新地の海の幸も宝物です。いつまでもおいしいお魚が取れるといいと思っています」

「ブラボ~~~!!」
と外人さんが叫んで取材が終了しました。

後でネットで調べてみたら、外人さんはカナダからやってきたカイルさん。そして「お宝ブラボー59」というコーナーの取材だったということがわかりました。

なるほど、それで何度もカイルさんが
「ブラボー!」
って言ったんだ。納得。

まあ、今となっては後の祭りですけどね。

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さて、来週金曜日(21日)午後四時から、福島中央テレビで放送の「ゴジてれChu!」どんなふうに編集されて放送されますことやら。

良く番組の内容もわからず、目を空中に泳がせながら必死に内容を模索し、良くわからないくせに、それでもしたり顔であつかましくとびっきりの笑顔でインタビューに答えている私を、どうぞお見逃しなく!!

by asahikanokami | 2010-05-15 21:00 | 我が家のお客様 | Comments(3)

地震の恐怖

二日続けての地震。

おとといは、21時45分ごろ。マグニチュード5.7.震度は3でした。
宴会のお客様は帰った後で、宿泊のお客様は夕食も終わって、それぞれお部屋でくつろいでいた時でした。

大急ぎで各お部屋に安否の確認に伺いましたが、全員何事もなくてホッとしました。唯一被害者は息子。ベットのわきの棚から大量のCDが落ちて散乱していました。本人にも落ちて来たらしいのですが、怪我がなかったのは幸いなことです。

そして昨日。
おっとっとは宴会のお客様をバスで迎えに、私は宿泊客の夕食の準備中でした。17時過ぎ、ゴォーっと地鳴りがしたかと思ったら、また大きな揺れがきました。マグニチュード6.6、震度4強。

棚の食器がガチャガチャと派手な音を立てています。コンロの火を消し、玄関の自動ドアを開けて電源を切り、二階のお客様の所に飛んで行きました。

階段を上がる時にまだ揺れは収まっていませんでした。各部屋を回って最後に声をかけたお部屋から返事がありません。どきっ!!

お部屋はかぎが掛かっていました。お風呂かもしれない。風呂場に走って行ったら、真っ裸でタオルで前を隠しただけのお客様がうろうろしていました。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です。大きかったねぇ。お風呂から飛び出してきたよ」

お風呂のブレーカーが落ちてボイラーが止まっていました。いつも復旧作業はおっとっとがしています。はてな???どこに復旧ボタンがるのかしら???

とにかくあちこちをやたらと触っていたら突然復旧しました。良かった。緊急の場合に、私が作業することもあるのだから、おっとっとにきちんと教えてもらわなきゃと思いました。

津波の心配をしましたが、津波の心配はないとのことで安心しました。実は昨夜の宴会のお客様は、浜辺の方たちだったのです。津波注意報が出たら宴会どころではありませんでした。

それにしても・・・・我が家の宴会と地震はどうしてこんなにも縁があるのでしょう。

「まさか三日続けて地震は来ないでしょうね?」
と連泊中のお客様。
「入浴中にまた地震になったらと思うとゆっくりお風呂にも浸かれない」

息子のCDも二日連続で落ちました。一度落ちたら次回は落ちないように工夫出来ないのかしら?まったく!!

ゴォーと強い風が吹いても
「また地震か!」
と身構えてしまう、地震恐怖症の私です。

by asahikanokami | 2010-03-15 22:39 | 我が家のお客様 | Comments(5)

津波騒動

皆様、28日の津波のご心配をいただきましてありがとうございました。

三陸海岸や仙台湾では漁業施設に甚大な被害が出ました。自然災害とはいえ、この不況の時節に、施設の修理や漁業収穫減で、被害にあわれた方は大変です。心からお見舞い申し上げます。

このあたりはおかげさまで何事もなく済みました。
津波警報が出されてからずっとテレビをつけっぱなしにして仕事をしていました。

11時半からご法事のお客様の予約が入っていたのですが、前日に和尚様が急用が出たのでお膳は一つ持ち帰りにしてくれと連絡がありました。

そしたらなんと10時半にお客様がぞろぞろ。ええっ~~~、まだ準備中なのに・・・・。和尚様のご都合で1時間早くご法事が始まったのだとか。お膳の事だけ連絡が来て、時間が早まったことを我が家に伝えるのを忘れていたらしいのです。

もうそこからは大慌て。落ちつけ、落ちつけ。頭の中で仕事の段取りを再確認して、無我夢中で仕事をして、なんとかお待たせすることなくお料理を出すことができました。

その大忙しの最中、地元消防団の方が避難指示にやってきました。

「津波警報が出て大きな津波が来ると予想されるから、避難指示が出されました。改善センターに避難してください」
「今、ご法事の最中で・・・・お客様を置いて逃げるわけには・・・」
「津波到着は14時ごろとの予想です。大急ぎで全員避難してください」
「もし津波が来たら3階に避難しますから」
「それでも・・・たぶん危険だと思いますから、ぜひ避難してください」

消防団の方は、熱心に津波がいかに怖いかを説明して帰られました。何でも一人暮らしの高齢者は、すでに避難済みだと言います。寝たきりに方は救急車で特別養老ホームに運んだのだとか。

のんきに構えていた私にも不安が・・・・。お客様に避難の事を伝えたら
「津波が来るのは14時頃だべ。大丈夫。その前に法事を終えて逃げるから」

で、お客様は13時頃に逃げて行きました。もとい!お帰りになりました。皆さん、すぐに避難したみたいです。1時間早く始まったことが幸いしました。とりあえず、津波が来る前にご法事は終わりました。

さて!その後どうするか?じつは夜にも宴会の予約が入っているのです。お膳を片づけて、宴会のお膳をまた用意しなければなりません。

津波到着予定時間。ドキドキしながらお膳を片づけていました。外ではパトカーが通るし、消防車が見回っているし、広報車が避難を告げて走り回っているし、空では取材でしょうか、監視でしょうか、ヘリコプターが飛んでいます。

すると電話が来ました。
「朝日館!!津波に流されてないか~~~??」
今夜の宴会のお客様からでした。
「おら方は(宮城県のお客様でした)大津波警報だども、新地は福島県だから大丈夫だべ(でしょう)?」

そうなんです。宮城県には大津波警報が出ているのに、福島県は津波警報だったのです。我が家から車で数分で県境です。すぐそこから宮城県です。

「津波によ~~く言い聞かせておくから。ここからは福島県だからって」

「ほだが(そうですか)ほんでは(それなら)今晩、予定通りに行くから。他の日は皆の都合が悪くて、今日しかないんだ」

そして、津波の第二波が来たときに宴会が始りました。津波は漁港の岸壁が少々波をかぶったぐらいで済みました。ほっ!

21時30分。無事に宴会も終了。
「さ~て!飲むだけ飲んだから帰るとするか。第三波が来て朝日館が流されても、後は知らねぇ~~~」

大騒ぎしたのに何事もなくて本当に安心しました。大山鳴動して鼠一匹。

でも、近い将来、高い確率で起きると予想されている仙台沖地震。その時の予行練習ができたと思います。避難場所の確認や、避難する時の心構えなど。

もし津波が来たら、やはり逃げるのが一番です。ご近所は皆さん避難して真っ暗で、まるでゴーストタウンのようでした。
その中、一軒だけ灯りを付けて宴会をしていた我が家。ちょっと申し訳なかったと思っています。

by asahikanokami | 2010-03-02 23:45 | 我が家のお客様 | Comments(6)

かんぱ~~~い!!

滞在宿泊のお客様。
いつもは飲まないのに、珍しく
「女将さ~~ん!ビールくださぁ~~~い!!」
と今夜はすごく元気がいい。

「今夜は祝杯をあげるべと思ってね」

「あら!何か良いことがあったんですか?」

「山形出身の加藤選手が銅メダルとったから、同じ山形の者としては、やっぱり今夜は祝杯を上げねぇどなぁ」

「加藤選手の実家の近くなんですか?」

「違う。すごく遠い。だども、同じ山形県出身だからさ、山形県民は祝杯を上げてやらねぇば具合悪いべぇ」

長嶋選手、加藤選手。銀メダル、銅メダルおめでとうございます。
山形県民はもちろんのこと、日本中が大喜びしていますよぉ~~~~~~!!

by asahikanokami | 2010-02-16 21:57 | 我が家のお客様 | Comments(2)

ダンディな御一行様

「今、道の駅を通過しましたから間もなく到着します」
とお客様からお電話をいただきました。

相馬市の道の駅からはだいたい20分ぐらいです。

ところが30分過ぎても40分過ぎても到着しません。
「道に迷っているのかしら」
と心配していたその時、重低音の爆音が響いてきました。

ドッドッドッドッ!!

どうやら御一行様がご到着のようです。お出で下さったのはハーレー6台。

すてき~~~!!かっこいい~~~!!

バイクとかオートバイとか単車とかと呼びたくありません。ハーレーはハーレー!!

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翌朝、ご出発前に写真を撮らせていただきました。どのハーレーもピッカピカに磨きあげられています。それなのに出発前に全員がさらに磨きをかけていました。

嬉しそうに、愛しそうに、まるで少年のような顔で磨き上げています。

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前面にCDプレーヤーも付いていて、運転中は好きな音楽を聴くこともできるんですって。すてきだなぁ~~。

そのライダーの面々。全員が楽しくて和やかで穏やかな渋いおじさまでした。ハーレーもかっこいいけれど、ライダーもハーレー以上にダンディでした。

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by asahikanokami | 2009-10-21 20:48 | 我が家のお客様 | Comments(4)

まだら

おっとっとが大きな真鱈を仕入れてきました。

お客様の夕食にふっくらとして美味しそうな真鱈の切り身をホイル焼きにしてお出ししました。

するとお客様が
「これは何ですか?」
と聞きますので
「真鱈でございます」
とニッコリ笑顔で答えました。

「まだら?どこが?」
「中身でございます」

やおら包んであるアルミホイルを開いて中を覗き込んで
「まだらではないでしょ!」
とちょっと怒ったような口調でおっしゃいます。

いいえ!これはお客様がなんと言おうと、正真正銘の真鱈です。

「あの・・・今朝上がった真鱈でございますが・・・」

「どこがまだらなの?どこにもまだら模様は無いけど!!」

「えっ・・・・・・」

どうやらお客様は「真鱈」を「斑」と勘違いしたみたいです。

勘違い問答はお食事の場を大笑いさせ、和ませて楽しい夕食にしてくれました。もちろん真鱈も気に入ってくださり、ほっとしました。

by asahikanokami | 2008-03-23 21:58 | 我が家のお客様 | Comments(2)

中村寅吉さん

あれから何年の月日が経ったのでしょう。
はるかはるか昔のようでもあり、ついこの間のような気もします。

「ほっ!ほっ!ほっ!」
という息を吐く音で目が覚めました。時計を見たらまだ4時半。

こんな早朝に誰だろうと起きて庭に目をやると、昨夜お泊まりいただいた中村寅吉さんが柔軟体操の真っ最中でした。

その時はすでにプロを引退なさっていましたし、お年も70歳をとおに過ぎていらっしゃったと思います。

しかも、前夜は23時頃まで女子プロの方たちとご一緒に宴会をなさっていらしゃったのに、女子プロの方たちもまだ眠っているうちに、一人起きて体操をなさっていたのでした。

その後、浜まで出かけて走ってこられたとか。
毎日欠かさずなさっている鍛練。
どおりで半袖のポロシャツの下の筋肉は若い人たちと同じに見えました。

中村寅吉さんの訃報にあの日の朝のことを思い出しました。
とても明るくて、優しくて、お元気で、ゴルフが紳士のスポーツといわれることもうなずけました。とても素敵なジェントルマンでした。

中村寅吉さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

by asahikanokami | 2008-02-13 23:04 | 我が家のお客様 | Comments(0)