朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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カテゴリ:我が家の日常( 58 )


「花嫁募集中」という絵   旅日記の前に

「旅日記を書きたい!コメントのお返事を書きたい!」
と思いつつも、なかなか書けずにいます。

なにせ、毎日、楽しい出来事満載であっちこっちに出かけたり、又お友達がはるばると訪ねてきてくださって楽しい時間を過ごしたりで、ゆっくりとパソコンの前に座っている暇がありません。

仮設に住むようになってからというもの、どういうわけか、いろいろな人と繋がり、また、以前からの友人たちとはもっと強い結びつきができ、毎日が楽しく、忙しく生活しています。ありがたいことです。

女将という仕事が無くなったらぼけるのではと心配していましたが、以前よりも忙しくて、おかげさまで楽しい毎日です。

旅日記の前にアップしたい写真があるので、まずはこちらから。

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この絵は独立展などの出品している齋藤研画伯の100号の油絵です。
題材になっているのは、被災して鉄骨だけになった我が家、そして家の家族三人。

先生はこの絵に「花嫁募集中」という題をつけました。
悲惨な場面と被災した家族。それでも希望を持って歩いて行ってほしいという先生の暖かい思いが伝わります。

この絵は5月に新国立美術館の美術展(独立展かな?)に出品されるそうです。

そして我が家が題材の絵がもう一つ。我が家と先生の自画像の50号の油絵。

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こちらの題は「花嫁募集中」ではなくて「佇む」です。
先生も独身なのだから(奥様を亡くされました)「花嫁募集中 2」でも良かったのにね(怒られるかな)

そしてこの絵は、先月新地町で行われたさとう宗幸さんのコンサート会場に飾られました。
研先生と家の家族三人で記念写真です。

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5月になったら、新国立美術館にこの絵が飾られるところを見に行きたいな・・・・・。

by asahikanokami | 2012-04-06 12:42 | 我が家の日常

パンダ豆

舅の七回忌の買い物をしようと、新地町の地場産品のおみせ「あぐりや」さんへ出かけたら、なんともかわいい豆を見つけました。

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白と黒の豆。パンダ豆って言うんですって。

珍しいものが大好きな私。早速買ってきました。
一晩浸水ましたが、大きさは一回りおおきくなったぐらいでした。ササゲ豆は浸水するとふっくらと大きくなりますが、パンダ豆は少し大きくなったぐらいです。

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火にかけて茹でると、茹で水が薄茶色になって、どんどん豆の黒い所が茶色になっていき、反対に白い所が薄茶色になって行きました。

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な~~んだぁ、茹でたらパンダじゃなくなったよぉ~~~。

茹であがった豆を一粒つまんでみたら、大豆に比べると甘みがあります。なかなかおいしい。

さてどう料理しましょうか???
「あんこ正一」とニックネームがつくぐらいあんこと煮豆が大好きだった舅。すでにササギの煮豆とあんこは煮てあります。甘い豆はもうたくさんです。

そこで、ヒジキをさっと茹でて一緒ににサラダにしました。

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御仏膳は、白和え、煮もの、サラダ、お浸しなどにあんこや煮豆を一緒に並べました。

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宿泊客の朝ごはんの準備で忙しかったので、器まで吟味する暇がなく、そこにあった器に入れたので、写真に撮ったら・・・・あらららら。吟味すればよかったかなと反省してます。

遺影は、舅のお友達が描いて下さった似顔絵。写真よりもずっと舅の雰囲気が出ています。

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大急ぎで準備した御法事でしたが、無事に終わってほっとしてます。

by asahikanokami | 2011-01-19 11:54 | 我が家の日常

えっ!!七回忌??

それは15日のことでした。

はがきが一枚届きました。菩提寺からのお知らせです。
「正一様の七回忌です」

なに!!えっ!!七回忌???うっそ~~~!あと3日しかないじゃないの!!

18日は舅の命日なので義妹たちと私たち夫婦でお墓参りするつもりではいました。

そしたらなんと七回忌だって!!

暢気な嫁は舅が亡くなって6年も過ぎたなんて思ってもいなかったのです。
ひゃぁ~~~~。大変!大変!御法事の準備をしなきゃ。

日にちもないので今回はほかの親類には知らせずに、義妹と私たち夫婦だけでこじんまりと供養することにしました。(知れたら叔父や叔母に叱られるかも・・・・・しぃ~~内緒、内緒)

菩提寺に卒塔婆や法事の読経をお願いして、お墓を掃除に出かけました。さむっ!
雪がちらつく中での掃除は大変。さいわい草ははえていなかったので、ささっと掃除してきました。(暖かくなったらきちんとお掃除しますから、ご先祖様ご勘弁を)

今夜は大雪との予報。雪が積もったら明日は買い物に出かけられません。今日のうちにと仏膳や直会の料理の材料やお花やお供物などを買いに行ってきました。

甘いものが大好きだった舅。特に煮豆が大好きでした。明日はササゲ豆を甘~~く煮ましょうね。

それにしても月日がたつのは早いものです。舅が亡くなってから6年もたったとは・・・。
ついこの間のような気がします。

だからうっかり者の嫁は七回忌なんてすっかり忘れていました。
おじいちゃんごめんね。

さて、明日は仏膳の仕込みです。直会は舅の好きなホッキご飯にしようかな。忙しや、忙しや。

by asahikanokami | 2011-01-16 18:53 | 我が家の日常

やっと

お客様に年越しのお蕎麦を配り、明日のおせちの準備も終わり、やっと今年の仕事納めです。

大荒れになるとの天気予報で、予約のキャンセルもあありましたが、今の所、穏やかに今年も暮れて行きます。

昔話では、除夜の鐘が鳴っている間に、三匹の馬が走ってくるので、どれでも捕まえて背中に乗ると、金運が手に入るそうです。

白い馬、黒い馬、赤い馬。どれでもいいから飛び乗りたいと思っています。

では皆様、どうぞ良いお年を!!

by asahikanokami | 2010-12-31 22:31 | 我が家の日常

花豆

今日から三日間かけて花豆を煮ます。

まずは一昼夜お水につけて戻します。
花豆は大きいので戻るのに時間がかかります。

眠っている花豆が水の中でゆっくりと目を覚まします。ふっくらと戻ります。

翌日は、戻した豆を柔らかくなるまで茹でて、一晩、お砂糖で作った蜜に浸して豆の中まで味をしみ込ませ、明後日にしっかりと味を付けます。

すると硬かったお豆が指で簡単に潰れるほど柔らかく、つやつやになります。食べたらほっぺが落ちます。

コトコトとお鍋が小さな寝息のような音を立てて煮えているのを見ていると、幸せな気持ちになります。

明日は全館に正月花を活けて、おせちの下ごしらえをして、お仏壇と神棚と氏神様のお掃除をして・・・・・・と、忙しい一日になりそうです。ことしもあと4日・・・・。

by asahikanokami | 2010-12-27 20:56 | 我が家の日常

プンタレッラ

お待たせいたしました。

これがプンタレッラです。

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茎は空洞になっています。

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食べられる部分は茎の所と芽の所。葉っぱは苦くて食べられないらしいです。

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茎は皮が硬いので、手でするっと剥いてから細く縦に切り、水にさらします。
するとあら不思議! 茎がクルンとかわいらしくカールします。

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そして買ってきましたよ、アンチョビ(カタクチイワシを塩で漬けて発酵させてオリーブオイルに漬けたもの)。

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ニンニクとアンチョビとオリーブオイルとワインビネガーを混ぜてドレシングを作って、プンタレッラと混ぜたら!もう!ほっぺが落ちましたよ!!

プンタレッラはほんの少し苦みがあって、しゃきしゃきした歯ごたえで、何と言ったらいいのかなぁ~、くせのないセロリというか、少し柔らかいみず菜というか、やはりプンタレッラの味としか言いようがありません。

プンタレッラのちょっとした苦みと、アンチョビの塩味とコクと、にんにくの香りとがオリーブオイルで包まれ、ワインビネガーのさわやかさが加わって、すべてが混然一体となって、胃の腑に滑り落ちて行くのがわかりました。

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きっとワインに合うと思います。(飲めない私が言うのもなんですが・・)

by asahikanokami | 2010-11-11 00:46 | 我が家の日常

プンラレッタ??プンタレッラ??

自慢じゃないが私は横文字に弱い。

一度聞いたぐらいではおぼえられません。

たとえば、ドイツの白鳥城の「ノイシュバンシュタイン城」なんぞは、何度間違ったことでしょう。

「イノシュバン・・・・じゃなくて・・・・ナイシュバンじゃなくて・・・・ノイシュバン・・・あぁ!!誰じゃ!!こんな舌をかみそうなな名前を付けたのは!!けしからん!!」
などと、自分の記憶力の無さを棚に上げて、八つ当たりしたりします。

そして今日、わが新地町(福島県)から一つ山を越えた丸森町(宮城県)の地場産品を売るお店で見たことのないお野菜を見つけました。
早速買ってきて、おっとっとに報告。

「あのね、見たことのないお野菜を買ってきたよ。え~~と、名前は・・・・プンラレッタだったかな?プンタレッラだったかな???」

どっちだっけ????

頭の中でカタカナが舞い踊っています。

ネットで確認をしたら「プンタレッラ」が正解でした。

このお野菜はイタリアのお野菜なそうです。なぜ?イタリアのお野菜を宮城県で作っているのでしょうか?

それは言わずと知れた支倉常長の慶長遣欧使節団が、伊達政宗の命を受けて、スペインを経由してローマまで行ったから。

そんなこんなで、宮城県とイタリアのローマ県は友好県になっているんですって。

そのご縁でローマ近郊で食べられているプンタレッラを宮城県で栽培しているんですって。

すごいなぁ~~~!!

常長さんのおかげで、イタリアまで行かなくても、こうして珍しいお野菜を食べることができます。

さてこのプンタレッラ。生で食べるお野菜らしい。アンチョビとニンニクとお塩とワインビネガーとオリーブオイルでドレシングを作ってサラダで食べるらしい。

アンチョビなどと言うハイカラ(ハイカラはすでに死語かな?)な食べ物は、我が家にはないので明日にでも、スーパーで買ってこようと思っています。

実物をお見せしたいと思って、プンタレッラの写真を撮ったのですが、なにせ夜なのでうまく発色しませんでした。

再度撮影をして、明日にでも出来上がったお料理ともどもブログにアップしたいと思います。

乞う!ご期待!!

by asahikanokami | 2010-11-09 23:06 | 我が家の日常

大洪水

今日はおっとっとが胃カメラを飲むというので、一緒に猪苗代町の小川医院に行ってきました。

朝はとてもよい天気で、今日も猛暑の予想。すべての窓と戸を閉めて施錠をして出かけようとした時に
「まてよ。帰宅した特、家中に熱気が籠っていてモァっとしてたら嫌だな」
と思ってしまいました。

そこで高窓の排煙サッシを開けて出かけることにしました。
「雨が降ったら大変だから閉めて行った方がいいぞ」
というおっとっとの言葉を
「こんなによい天気だもの、雨なんて降らないわよ。むしろ、少しぐらい降ってほしいもんだわ」
と、鼻でせせら笑って出かけたのでした。

小川医院では今田さんが留守だったので、奥様の美人女医、かおるさんに定期診察をしてもらい、おっとっとの胃カメラも無事に済み(今は鼻からカメラを入れるのでとても楽なんですって)午後からは、サイマティクス治療という周波数(波動)を使って、おっとっとの腕の肉離れしたところを治療してもらうことになりました。

治療には二時間かかるというので、その間に一人で諸橋美術館でダリを見てきました。芸術の秋を満喫してきました。

小川医院からの帰り道、猪苗代は雷が鳴ったかと思ったら、すさまじいほどの豪雨。あっという間に道が川になりました。

「新地は大丈夫だよね。排煙サッシを開けてきちゃった」
「だから閉めて行くべって言ったべ」

しゅん・・・・・・。閉めてくるんだったな・・・・・・。

途中、福島市に来たら雨も小降りになり、道も乾いています。この分なら新地も大丈夫でしょう。

ほっ。

ところが115号線、霊山峠を越えたあたりからまた雨が降り始めました。相馬市は豪雨。

ぎゃ!新地はどうかな???

新地に入ったら雨が降った後のようで道は濡れているものの雨は降っていません。

良かったぁ!!

ところが、家に入って見たら・・・・廊下が水浸し・・・・・壁は大きなシミ・・・・・。

あぁあ~~~・・・・・・。

とりあえず廊下は拭いたけど、壁の大きなシミはどうしよう・・・・・。クロスを貼りなおさないとならないな・・・・・・・。

あぁあ~~~・・・・。

by asahikanokami | 2010-09-06 21:48 | 我が家の日常

梅を干す

たしか・・・・去年だったか・・・おととしだったか・・・同じような事を書いた気がする・・・・けど・・・・忘れちゃったから、また書きます。

毎年この時期になると姑の言葉を思い出します。
「味噌作りでも梅漬けでも、毎年作っているものはたとえ少量でも作り続けなさい。作らない年は悪いことが起きるというから」

姑の言葉通り今年も梅を干しました。

今年は友人から大量の梅が届きました。
「今年は漬けないから家の梅をあげるわ」

寝たっきりのお姑さんを抱えているので、今年は漬けないのかなぁ??それにしても・・・手まめなあの人が梅を漬けないなんて?????

いくつも浮かんだ疑問符を
「いいや、漬け上がったら持って行ってあげよう」
と打ち消しながら、梅を漬けました。

昨夜その謎が解けました。
一番上の娘さんが癌の手術をしたそうです。梅の漬ける時期と手術の時期が重なりました。

心配かけるから退院するまで知らせなかったと電話口で言っていたけど、私にはわかりました。

癌だと私に知らせたら、菜穂のことを思い出して私が辛い思いをするだろうとの気使いの優しさ。

幸い術後は良好なそうでほっとしました。

毎年していることをしないと悪いことが起きるのではなくて、何か悪いことが起きているから梅を漬ける余裕がないのです。

私も娘が亡くなった年は梅を漬けませんでした。漬けなかったというよりも漬けることを忘れていて、気がついたら翌年でした。

今年も駐車場に梅を干しました。

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何事もなく梅を干すことができ幸せです。

by asahikanokami | 2010-07-28 09:51 | 我が家の日常

山菜をたくさんいただいた

山菜をたくさんいただきました。

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まずはワラビ。もうワラビが出ているんですね。あく抜きの木灰まで付けて届けてくれる友人に感謝です。

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ワラビのあく抜きは、ワラビが入るぐらいの鍋に入れて、木灰をまぶします。そこに沸騰しているお湯をざぁっと入れてワラビがお湯の中に入っているように皿などをかぶせて重しをします。

一晩そのままにしておいて翌日にお水をときどき変えながら半日ほどあくをぬきます。

上の方の柔らかいところはおひたしにして、根元の硬くて食べなれないところは捨てましたが、その上のちょっと硬いところは包丁でたたいてワラビトロロにしました。

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うるいです。これは栽培しているウルイ。天然ものはもっと小さいです。

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さっと茹でて浅漬けにしました。ウルイはくせがなくてあっさりしていて食べやすいです。身欠きにしんなどと煮て食べたりおみそ汁に入れたりします。

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沢に出ていたクレソンも摘んできてくれました。天然のクレソンは緑も濃くて、味も濃いです。

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これはそのままサラダで食べることにしましょう。

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まさかこんなに山菜をもらうと思っていなかったので買ってきてしまったフキ。茹でて皮をむいてきんぴらにしました。葉っぱももったいないから茹でて細かく刻んでふりかけにしました。

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次はタラの芽。我が家の庭にもタラの芽があるのですが、採らないうちに大きくなってしまいました。これはいただいたタラの芽。

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そして山菜の王様、コシアブラ。

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タラの芽とコシアブラは似てますが、違います。左の茎の細い方がコシアブラ。右がタラの芽です。

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これは天ぷらで食べると最高においしいです。ずいぶんたくさん揚げましたが、残り物は翌日のおひるの天丼になりました。

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天ぷらを揚げたからにはやはりおそば。急きょ蕎麦打ち道具を持ち出してそばを打ちました。

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本当においしかった!!
春は山菜がおいしいです。秋もキノコがおいしいけどね。

by asahikanokami | 2010-05-13 22:10 | 我が家の日常