朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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<   2008年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧


ぽかぽか陽気に誘われて

昨日とは打って変わった今日のお天気。

ぽかぽか陽気に誘われて、庭の桜が咲きました。

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この桜は、娘の一周忌の時に友人たちが記念にと植えてくれたものです。
小さな桜の苗が、7年の歳月で二階まで届くほど大きく育ちました。

相馬の開花予想は4月10日ごろです。
なんと2週間も早く開花しました。

こんなところがなんとも娘の桜らしいところです。何でも一番が好きな子でした。

成績は勿論、ピアノのバイエルの進み方も一番でないと気が済まず、どんな時でも2時間のレッスンを欠かしませんでした。

宿題は出された授業が終了した後の休み時間に、一番に済ませる。夏休みの絵や感想文などの宿題は必ず二枚か三枚提出する。

だから、作文、感想文、絵画、お習字、作曲などのコンクールの入賞は常連でした。得意げに賞状をひらひらさせて帰ってきました。

だけど人一倍遊ぶこともして、自分が努力しているところを他人に見せるのが嫌い。いつも涼しい顔をしていました。友達も多かった。


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「私は人の二倍遊んだし、人の二倍勉強したし、人の二倍仕事をしたんだから、人の二倍生きたのとおなじ。だからお母さん、泣かないでね」

「人生は長さじゃないよ。深さだよ。私は手抜きしないで生きたんだからね」

自分がいなくなった後でも、私が悲しまないように、強く生きていくようにとあの子が私に言い残した言葉を、桜の花を見ながらかみしめています。

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私は元気で今年も桜を見ることができました。感謝。

by asahikanokami | 2008-03-25 17:38 | 亡くなった娘の話 | Comments(9)

まだら

おっとっとが大きな真鱈を仕入れてきました。

お客様の夕食にふっくらとして美味しそうな真鱈の切り身をホイル焼きにしてお出ししました。

するとお客様が
「これは何ですか?」
と聞きますので
「真鱈でございます」
とニッコリ笑顔で答えました。

「まだら?どこが?」
「中身でございます」

やおら包んであるアルミホイルを開いて中を覗き込んで
「まだらではないでしょ!」
とちょっと怒ったような口調でおっしゃいます。

いいえ!これはお客様がなんと言おうと、正真正銘の真鱈です。

「あの・・・今朝上がった真鱈でございますが・・・」

「どこがまだらなの?どこにもまだら模様は無いけど!!」

「えっ・・・・・・」

どうやらお客様は「真鱈」を「斑」と勘違いしたみたいです。

勘違い問答はお食事の場を大笑いさせ、和ませて楽しい夕食にしてくれました。もちろん真鱈も気に入ってくださり、ほっとしました。

by asahikanokami | 2008-03-23 21:58 | 我が家のお客様 | Comments(2)

橋役人

私たちのグループは、毎週一回小学校で読み聞かせと昔語りをしています。

先月は私が当番だったので新地小学校で昔話をしてきました。

「橋役人」
貧しいじい様が、せっせと働いて小銭を貯めて隣村に酒を買いに行きます。帰り道、橋役人(橋の袂で通行の不審な物や者を取り締まる役人)に貧乏とっくりの中身を調べられます。

「これは怪しくござりやせん。酒でござりやす」
と言ったのに、グビグビと呑まれて
「確かに酒であった。通れ」
と通されます。

その次にじい様は中身を小便だと嘘をつきますが、役人に調べると言われてまた飲まれてしまいます。

その次にじい様は考えます。
「酒だと言っても小便だと言っても飲まれてしまう。それなら本物の小便を入れておこう」

そしてそれを飲んだ役人は二度と調べるとは言いませんでした。

さてこの話をしたら5年生の生徒からいろいろな意見がでました。
「どうして橋役人は自分のお金でお酒を買って飲まないのだろう」

「お爺さんは最初から二本お酒を買って一本あげればよかった」

「違う道を通ればいいのに」

私はその意見に何も言わずに
「どうしてでしょうね。みんなで考えてみましょう。宿題にします」
と言ってきました。

先生には
「答えは出さないでください。いつか、一人ひとりの生徒さんがその答えに気がつく時が来ます。答えが出なくてもいいのです。昔話ってそういうものですから」
とお願いしてきました。

子供のころ聞いたお話で、昔語りの勉強をするようになってから気がついたことがあります。それは大きな頭をもった男のお話で、その男は大きな頭を利用していろいろな物を栽培して儲けるという、荒唐無稽なお話です。

最後に男は大きな頭の上で大根を栽培します。

「そうするとなぁ、十里もあるおっきな大根が採れたど。その大根を抜いてゴリッゴリッと喰ったど。十里もあるおっきな(大きな)大根だから葉もおっきいと思ったれば、なんと、その大根は葉なしだったど。おしまい」

子供の頃、何の疑問も持たずに聞いていた話。

大人になって気がついたのは
「そうか!十里もある大根だからゴリッゴリッ(五里、五里で十里)と食べたんだ!!」

「葉なしっていうのは話にかけていて、これはみんな作り話だというオチか!!」
ということです。そして何十年振りかで謎が解けて一人で大笑いしました。こんな所も昔話の楽しいところです。

私の話を聞いた小学生も、いつか
「橋役人も少ない俸禄の中で、存分に好きな酒も飲めないほどつつましい生活をしていたんだろうな」

「じい様は貧乏徳利一本分のお酒を買うのにせっせと何日も働いたんだろうな」

「昔は橋など村に一本、二本ぐらいしか架かっていなかったんだな」
と気がつくことでしょう。

私が昔話を通して小学生に伝えたいのは、他人を思いやるやさしい心です。

by asahikanokami | 2008-03-17 16:17 | 昔話 | Comments(4)

くぅ・・こばけん・・・

本当は・・・今頃は・・・・コンサート会場にいるはずでした・・・。

2か月も前からチケットを用意して、おっとっとと画家の斎藤研さんと白石市のホワイトキューブで小林研一郎さん指揮の第九を聞きに行くつもりにしてたのに・・・・。

予約サイトを閉めるのを忘れた・・・・予約が入ってしまった・・・・。

仕方がないので、おっとっとと研先生の二人で行くことになってしまいました。

お留守番です。ぐすん・・・・。

今頃はきっと、コバケンは汗を飛び散らせてタクトを振っていることでしょう。

ソプラノは中丸三千繪さんです。あ・・・・聞きたかった・・・・。

おっとっとと研先生は楽しんでいるんだろうなぁ・・・くぅ・・・こばけん・・・・・。

by asahikanokami | 2008-03-09 19:31 | 我が家の日常 | Comments(0)

露天風呂から日の出を見る

ケア付きマンションに一人住まいの叔母から
「温泉に入ってアワビの踊り焼きとふかひれを食べたいから連れて行って」
と頼まれていました。

しかし、叔母(85歳)の体調が思わしくなかったり、我が家が忙しかったりで、実現しませんでした。

月に一回ぐらい叔母の様子を見に行くのですが、そのたびに
「いつ連れて行ってくれるの?」
と聞かれるので、今回は思い切って出かけることにしました。

交通事故で頸椎を損傷している叔母を連れて遠出はできません。宮城県内の近場で、温泉とアワビとふかひれと三つそろうのは・・・・・南三陸温泉!

おっとっとは仕入れがあって出かけられないというので、妹を誘って女三人で出かけました。めったに高速など走らない私。叔母の願いをかなえるために、必死に運転して行ってきました。

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温泉は海が一望できる露天風呂。
お料理は盛りだくさんで、新鮮な海の幸。

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もちろんアワビの踊り焼きもふかひれの姿煮も。

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夕食後は中国雑技団の手に汗握る演技を見て、女三人でぺちゃくちゃと夜中までおしゃべりして、翌朝、6時前に叔母に起こされました。

「露天風呂で日の出を見よう」

こっそりとカメラをタオルに隠して、露天風呂へ。
なるべく人がいない時にカメラを取り出してパチリ!

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素晴らしい日の出と海の光景でした。

お部屋の窓にはウミネコが遊びに来ます。餌付けされているのか、窓を開けると餌をもらえると思うらしくて、いっぱい寄ってきます。

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叔母が大喜びでした。
なれない運転ですっかり疲労困憊ですが、連れてきてよかったと心から思いました。

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by asahikanokami | 2008-03-06 21:11 | 我が家の家族と親類 | Comments(0)

重曹と塩と黒酢でエステ

私の友人にひとみちゃんという若くてかわいい人がいます。
彼女はカリスマエステテシャンでした。

その彼女のお肌がぴちぴちできめが細かいのです。エステテシャンだったから当たり前とは思ったのですが、あまりにきれいなお肌なので、こっそりお肌の手入れの仕方を伝授してもらいました。

以下が彼女からメールですが、驚くことに化粧品は一切使わず、材料はお塩と重曹と黒酢。お台所にあるもので良いのです。

教えてもらってから1週間。毎日実行していたら、気のせいか色白になった気がします。お化粧の乗りがいいです。で、皆さんにもこっそり伝授いたします。


(メールのコピー)

用意するのは
・重曹
・塩
・黒酢

塩はできれはざらざらの荒塩よりはさらさらしっとりした優しい感じの天然塩がおすすめです。今はお店にいろんな種類の塩が売ってるからね。 ちなみにひとみは「Qiパワーソルト」を使ってます。

まず、塩と重曹を同量水に溶かします。 きれいに溶け切る程度・・・だいたい水1ℓ:塩重曹大さじ2杯ずつ 。小さな容器に入れ替えて無駄のない使いかたをするといいです。

この水溶液で顔を洗います。ジャブジャブ洗うというより、肌になじませて毛穴の脂を浮かせるように、マッサージしながらチャプチャプ、キュッキュ、チャプチャプ、キュッキュって繰り返します。

重曹が脂を浮かして汚れも取ってくれるので、しばらくすると毛穴からでてきた脂で全体がぬるぬるしてきます。 塩も毛穴の奥の汗や脂を吸いだしてくれるので、重曹だけよりも塩を混ぜた方がきれいになります。

たっぷり脂が浮いてきたら、ぬるま湯で洗い流します。 これで毛穴の汚れは取れました。
お化粧をしてる人も、これを2回くらい繰り返せば大丈夫。

石鹸やクレンジングと違うところは、必要な油分を皮膚表面に残してくれるところ。

*石鹸は、どんなに丁寧に洗っても表面の油分ばかりとって毛穴の奥の脂や汗はとってくれないから、洗えば洗っただけ乾燥して皮膚が薄くなって敏感肌になってしまうのね。必要なものは残さないと老化が早まるのです。

そして、このままだと皮膚表面はアルカリ性なのね。
自分の皮脂や汗で弱酸性に戻すのにしばらく時間がかかります。夏はすぐに汗をかきますが、冬場はなかなか戻りません。 そこで「黒酢」でトリートメントするんです。

お酢に含まれる「クエン酸」効果でたんぱく質をやわらかくして、しかもすぐに弱酸性にしてしまうので、洗顔後に肌が乾燥したり突っ張ったりしないのです。 「黒酢」は水で10倍くらいに薄めて使います。
それを皮膚表面によ~~~くなじませます。

このとき、鼻の横や頬の毛穴が気になるところを丁寧にクルクルとマッサージしながらよ~~~くなじませると、だんだんお肌が柔らかくなってきて、すぺすぺのツルツルになってくるんです。
これは、ざらざらしてた余計な角質部分が柔らかくなって溶け出してきたからなのね。

*やりすぎに注意よ!!何事もほどほどに!

そしたら、ぬるま湯で洗い流して終わり。 洗顔後は、きちんと保湿してくださいね。無添加の化粧品でね! (ひとみはひまし油を塗ってるけど)

(ここまでがメール)

お風呂場がちょっと酢の匂いがしますが、本当につるつるのお肌になりますよ。お試しください。

by asahikanokami | 2008-03-02 21:57 | 私のこと | Comments(2)