朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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<   2008年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧


二十年物の沢庵

昨日、無事に新地語ってみっ会 第二回 昔語り発表会が終了いたしました。

あいにくの天候。しかも、新地町ではいろいろなイベントが目白押しで、はたして観客が来るのかととても心配でした。

案の定・・・・・開演10分前には15名ほどしか観客が入っていなくて(そのうちの一人は我が家のパートさん、そしてギャラリー馬美のご夫妻とお友達、義妹たち4名と我が家関係者ばかり)
「ひゃあ~~!!どうしよう」
と心配と落胆とが入り混じった気持で開会を宣言したのでした。

そのうちにぞろぞろと観客が入りだして、数えたら70名ほど。嬉しかったです。

さてその公演の舞台の雰囲気を盛り上げたいと思い、何かないかと探しておりました。

そしたら物置の隅に手頃なカメが見つかりました。全体が埃で真っ白になっていて口にはビニールをかぶせてあります。

いったい何が入っているのだろう??????

埃を拭きおそるおそるビニールを取り除いてみたら、中にはお味噌のようなものが入っています。お味噌かなぁ????

臭いはあまりありません。おっとっとを呼んできて、二人で中身を取り出しました。お味噌のような・・・・でもちょっと違うにおいもします。

「これは沢庵だべ。ばあちゃんが漬けた沢庵だべ」

きゃぁ~~~~!!

姑は平成10年に亡くなっています。その前数年間は寝たり起きたりでした。元気で沢庵をつけていたのはいつ頃だったでしょう。

いろいろと思いだして指折り数えてみたら・・・・この沢庵二十年物!!

もうたくあんの香り(臭気?)はせず、大根も溶けてしまった(腐った?)らしくて姿もありません。

いいえ、探せば大根の姿を確かめることもできたかもしれませんが、とても恐ろしくて大根の姿は探せませんでした。

ゴミ袋にドドっと一気に入れて、口を厳重に結び、さらにそれをまたゴミ袋に入れて二重にしてごみの収集の業者さんに出しました。

カメはあまり臭くはなかったのですが、念のために漂白剤を入れて一日放置し、良く洗って舞台に持って行きました。

これがなかなか良いカメで、お宝探偵団に出したら良い値がつきそうです。底が細いから水カメとして作られたのでしょうか。

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舞台に上げたら雰囲気が出てなかなか良かったです。

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by asahikanokami | 2008-06-30 14:20 | Comments(4)

守られている

守られている。

そう確信しました。

昨日の日記にも書きましたが、8日の娘の命日に旅行に出発しました。
おばが
「平泉に行きたい。山寺にも行きたい。お墓参りもしたい」
というので、我が家(福島県)から、平泉(岩手県)に行き、お墓参り(秋田県)をして山寺(山形県)という東北巡りの旅行でした。

おっとっとの運転で、お天気もよくて楽しい旅行でした。

まさかその5日後にこんな大きな地震が起きるとは想像だにしませんでした。

お墓参りも終わり、その夜は山形県の銀山温泉に泊まりました。
まるで大正時代にタイムスリップしたかのような温泉街。

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夕食の後、温泉街のはずれにある滝まで散策に出かけました。


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そして・・・・滝のところで大笑いしているおっとっとと叔母を、対岸から撮ったら・・・・・無数のたまゆらが写ってました。

何枚か撮ったのに二枚だけですが、無数のたまゆらです。

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大きく伸ばしてみたら、たまゆらの中に仏様みたいなものが写っています。まるで曼陀羅のようです。

帰宅してから写真をコピーしてみて初めてわかりました。

ああ、大きなものが守ってくれている。ありがたいこと。

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叔母は大きなたまゆらが叔父だといいます。体の大きな人でしたからきっとそうです。

そしておっとっとの腰のところにいるのが娘だといいます。叔母と馬鹿話をして笑っていたらしいので
「おとうさん!!やめなさい!!」
って、半纏の裾を引っ張っているのかもしれません。

地震にも会わず、雨の天気予報だったのにどこも良いお天気で、最高に楽しかった旅行。

帰ってきたとたんに商売は忙しくなり、改めて守ってくれているすべてに手を合わせて、感謝の日々です。

by asahikanokami | 2008-06-17 10:57 | 私のこと | Comments(2)

今頃になって・・・・

今頃になって、地震の恐怖心がわいてきています。

じつは8日に震源地からわずか50キロしか離れていないところにいました。

叔母を連れての墓参の途中、一関から厳美渓、達谷窟、そして毛越寺と中尊寺を観光していたのです。

8日は娘の命日。この日しか予定が立たずしぶしぶ出かけた旅行でした。

もし後1週間遅れて出発していたら・・・・・・。この地震に巻き込まれていました。

テレビに映し出される被災地の画面に、ぞっとしながら行方不明の方々が一刻も早く助けられますようにと祈っています。

中尊寺の本堂の山門も倒れてしまったようです。

駒の湯温泉の土砂に埋まった旅館に、我が家を重ねて、宿泊していたお客様が亡くなったのに、助かった経営者の方の苦しい心情を思います。

by asahikanokami | 2008-06-16 23:07 | 私のこと | Comments(2)

地震の被害

今朝の地震!!こわかった~~!!

朝食中のお客様、朝ぶろ入浴中のお客様、帰り支度中のお客様・・・・みんな大慌て。

大きな揺れの割に、朝日館の被害は、客室においてある消臭を兼ねた竹炭のカゴ一個でした。

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いろいろご心配のお電話やメールなどをくださった皆様、ありがとうございました。我が家は大丈夫です。

by asahikanokami | 2008-06-14 21:44 | 我が家の日常 | Comments(0)