朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

<   2009年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧


掛け軸

今から25年ぐらい昔、古くなった我が家を改築しました。その時、取り壊したお仏壇の後ろに隠し戸棚があるのを見つけました。

もしかしたら大判小判がぎっしり詰まった千両箱でも隠してあるのでは・・・・・・とちょっと浮き浮きして開けてみました。

我が家のご先祖様が残してたのは大判小判ではなくて、掛け軸数本でした。

いつ頃からそこに入れておいたのか、すっかり埃まみれになって、あちこち虫が食っており、紙は劣化して触るとポロポロと崩れます。

こんな汚い掛け軸なんて。即座にゴミ袋に放り込みました。

その時、ちょうど居あわせていた叔母が
「みほちゃん。捨てるなら頂戴。ご先祖様がしまっておいた掛け軸だから捨てたらばちがあtるよ。表具して私の家で掛けるから」
と持って帰りました。

数日して叔母が血相を変えてやってきました。
「み・み・みほちゃん!!あの掛け軸はすごい掛け軸だったよ!」

表具師さんが言うのには、五十二万石伊達家のお抱え絵師の菅井梅関という人の作だったというのです。表具師さんは
「一生に一度あるかないかの仕事です。手が震えます。出来あがったら1ヶ月貸してください。ここに掛けて眺めていたいから」
と言ったとか。

「あれはご先祖様が朝日館に残した宝物。出来あがったら返すから大事にしなさい」
と言って叔母が返してくれました。

f0061402_232887.jpg


骨とう品など興味もなく、本物を見わける目もない不詳の嫁の私。もう少しで大事なお宝を灰にするところでした。御先祖様はきっと呆れていることでしょう。申し訳ない!

その菅井梅関の作品が仙台市博物館に収蔵されていると聞きました。
選管の研修の最終日、午後から時間があったのでみんなで博物館に行きました。

f0061402_23284934.jpg


あいにく菅井梅関の作品は展示されていませんでしたが、伊達藩の古地図に私の住んでいる「釣師」の文字を発見。

f0061402_23292174.jpg


f0061402_23293712.jpg


新地町釣師は今は福島県ですが、長い間、伊達藩でした。今でも新地町では風習や言葉などは相馬藩(福島県)よりも伊達藩(宮城県)に近いです。

(蛇足)
おっとっとは掛け軸をお宝探偵団に出すと言いますが、私は反対しています。

もし、偽物って言われたらがっかりします。それよりも本物だと信じて大事にしていた方が、ずっと心豊かに暮らせると思っています。

我が家のご先祖様ありがとうございます。大事にしますね。

by asahikanokami | 2009-02-16 23:29 | 我が家の家族と親類 | Comments(3)

自書式投票用紙読取分類機

自書式投票用紙読取分類機って何だろうと思ったでしょ?

これは普通の人は必要がない機械です。しかし、新地町選挙管理員会では喉から手が出るほど欲しい機械です。

こんな機械です。
f0061402_21483351.jpg


選挙の時に投票済みの用紙をこの機会にセットします。字が汚くても大丈夫です。
f0061402_21485564.jpg


スイッチを入れると自動的に、一分間に480票を読み取り、なおかつそれぞれの候補者別に分類してくれます。すごい!!
f0061402_21492224.jpg


そしてあっという間に計算して各候補者ごとの票数をプリントしてくれます。
f0061402_2149364.jpg


選挙のたびに役場職員のみなさんは、朝早くから投票事務、そして続いて開票作業と一日中大変な思いをします。もしこの機械が導入されたら、開票作業が格段の速さで終了します。

今回の研修旅行の二日目に事務用品メーカーさんを訪問して、開票のデモンストレーションしていただきました。

誤字や脱字や識別不能な字が書いてある票は、はじき出されます。はじき出された票は後で人間の目で識別します。

目にもとまらぬ速さで票が読み取られて分類されていくのをただ驚いて見てきました。

一台300万円以上するらしい。もしわが町の予算に余裕があるのならあの機械が欲しいな~。余裕なんてなさそうだからきっと無理だと思うけどあの機械が一台欲しいなぁ~。

by asahikanokami | 2009-02-09 21:51 | 私のこと | Comments(2)

謎の銅像

さて、裁判の傍聴をして今夜は作並温泉に宿泊です。

いつもは町役場の車での研修旅行なのですが、雪が降ったら大変ということもあり、たまには列車力も良いねということになりました。

仙台駅は久しぶりです。二年ぶり???なにせいつも仙台に行くときはくるまですから。

作並駅に到着したらお宿の車が待っていました。

f0061402_223285.jpg


温泉に入っておいしい夕ご飯を食べてまた温泉に入って・・・・。ああ~なんて幸せなことでしょう。

いつもなら」お客様の夕ご飯の後片付けであたふたしている時間に、お布団の上に寝っ転がってテレビを見ている。

おっとっとは今頃忙しくしているだろうな。パートさんは帰ったかしら。
などなど、どうしても家のことが思い出されます。

翌朝、出発前、
「お部屋から見える銅像は何の銅像でしょうねぇ?」
と他の委員の方から聞かれました。銅像?銅像?そんなものあったっけ?

あわててお部屋の窓から覗いてみたら雪の中に銅像が建っていました。このお宿の関係者ではなさそうです。道の真中のローターリーになっているところに立っています。

f0061402_22323992.jpg


ミーハーの私のこと。さっそくカメラを片手に傍まで行ってみました。

説明の銅板は長い年月風雨に晒されて腐食してところどころわかりません。どうやら作並温泉を整備して今のような温泉街にした佐藤さんという方のようです。

f0061402_22331252.jpg


列車の出発時間が近づいたので、またカメラ片手に走って宿まで戻ったら
「元気だなぁ」
と他の委員の方に褒められ(あきれられ?)ました。

by asahikanokami | 2009-02-02 22:32 | 私のこと | Comments(6)