朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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<   2009年 05月 ( 13 )   > この月の画像一覧


ドイツ・フランスの旅(その23 浮気がばれない足跡)

ハイデルベルグ城の中庭を抜けるとフリードリッヒ館があります。

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ここに入るとまず目を引くのはワインの大樽。直径7メートル。22万リットルも入る大樽です。ワイン好きの方のはよだれが出るようなこの樽。実は領民から税金の代わりに集めたワインを貯蔵するたものもの。

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そしてこのワイン樽の管理をしていたのがペオルケさんという方。この方は小人の道化師で大酒飲みでした。

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毎日、毎日、ワインを飲んでいたのですが、ある日、勧められてお水を飲んだらそのまずさに驚き、病気になって亡くなったのだそうです。

これでブドウを潰してワインを造りました。

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ここでワインの試飲ができるそうですが、あいにく時間が早くてレストランは閉まったままでした。残念!

このお城のバルコニーからはハイデルベルクの街並みが一望できます。
昨日見たカール・テオドール橋も見えます。

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そしてバルコニーにはもうひとつ、名物になっているものがあります。
それは足跡。

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ある日、王様の留守中に王妃がボーイフレンドを呼んで仲良くしていました。すると予定を変更して王様が突然帰ってきてしまいました。

慌てたボーイフレンドが王妃のお部屋からテラスに飛び降りた時に付いた足跡なんだそうです。ここに足がぴったりとはまると浮気がばれないんだとか。

おっとっとをはじめ男性軍は必死に足跡に自分の足を合わせていましたが・・・残念でした!日本人には大きすぎました!!

誰ですか?ハイデルベルクに行かなきゃなんて言うのは??

by asahikanokami | 2009-05-31 22:58 | 旅の話 | Comments(2)

ドイツ・フランスの旅(その22 バースディプレゼント)

ハイデルベルグの町からちょっと小高い桶に目をやると、そこ建っているのは、ハイデルベルグ城です。

ここはハイデルベルグで一番の観光地なので、入場するのに並ばなければなりません。そこで一番乗りで観光することになりました。

まだほかの観光客が来ないうちに入場しました。一番先にくぐったのが「エリザベスの門」です。

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この門は、フリードリッヒ5世が、妃の英国生まれのエリザベス・スチュワートのために造ったものなそうです。

彼女は、この庭が大変に気に入って毎朝散歩するのが日課でした。彼女の19歳の誕生日の朝、いつものように散歩していて、昨日までなかった門を見つけて、大変驚いたそうです。

夫のフリードリッヒ5世は、彼女を喜ばせるために、一夜のうちに、この門を建てさせ、誕生日のびっくりプレゼントしたのです。

二人は、政略結婚であったにもかかわらず、大変仲がよかったそうです。この門をバックに写真を撮ると、二人にあやかって幸せになるとか。

ツアー仲間の新婚さんがさっそく並んで写真を撮っていました。すると後ろの方から聞き覚えのある声がします。

「みっこぉ~~!!新地に帰ったら俺もお前に、一晩で門をこしらえてやるからなぁ~~!!待ってろ~~!!」


いりません!!

あなたが一晩で作った門なんて、大風が吹いたら引き飛ばされるような門に決まっています。

そんなものはいらないから、たとえば指に光るものとか、首に光るものとかが欲しい!!

それに!あなたは忘れているけど、今日は私の誕生日ですよ!!(19歳ではないけど)

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(一晩で作った門だけあって、表は立派でしたが裏は急拵えというのがありありとわかりました)

by asahikanokami | 2009-05-27 23:05 | 旅の話 | Comments(4)

ドイツ・フランスの旅(その21 猿?それとも猫?)

お昼御飯はヒュッセンのレストランレストランでソーセージでした。プリっとしてちょっとスパイシーでおいしかったのです。そこで、ドイツといったらビール!とばかり、普段は飲まないのに地ビールを頼んでみました。

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ドイツは一つの町に一つのビール工場というほどビールの工場があるのだそうです。もちろんそれぞれ味が違います。それぞれの町を訪ねて違う味を楽しむなんて、ビール好きにはたまらないでしょうね。

ヒュッセンからハイデルベルグまで5時間、340キロのバスの旅です。牧草地帯にスイス風の可愛いお家見えます。山を越えたらスイスです。

ハイデルベルグに予定よりも早く着きました。夕ご飯のレストランの予約時間まで、少し時間があるというので急きょ明日見学予定だったカール・テオドール橋に行くことになりました。

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ネッカー川にかかる大きな橋がカール・テオドール橋です。橋のたもとには立派なゲートがあり、敵の侵入を防いだのだそうです。

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そしてもうひとつ、橋のたもとに建っている銅像。足もとにネズミがいるし、見た目も猫。しかしこれは猿の銅像なんだそうです。猿が鏡を持っています。

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昔、若い恋人たちが、結婚前に愛し合って、女性は、妊娠してしまいまた。当時は大変なスキャンダラスなことというので、時の選帝侯は、ふたりを町から追い出してししまったそうです。

怒った彼らは、腹いせに選帝侯に似せたサルの絵を描いて、以下の文句を書きつけましたた。

「何で私のことを、珍しそうに見るのか?ハイデルベルクのあちこちに、私と同じような人を見つけられるというのに。」

サルの指は、私達の方に向けられて、手には鏡を持っています。偽善者ぶって、人を裁くことができるのか。みんな似たりよったりじゃないかという皮肉をこめた批判とも受け取れます。

帰りにも何度も見たのですが、私にはやはり猿というよりも猫に見えました。皆さんは猿に見えますか?それとも猫?

by asahikanokami | 2009-05-27 22:50 | 旅の話 | Comments(0)

ドイツ・フランスの旅(その20 華麗にして沈鬱な城)

もう少しノイシュヴァンシュタイン城のことを書きたいと思います。

このお城は父親のお城のホーエンシュヴァンガウ城を見下ろす山の上の建っています。

この美しいお城は、ワグナーのオペラに異常なまでに心酔したルードリッヒ二世が、オペラ「ローエングリン」の世界を表現して17年もの歳月と巨額の費用をかけて造りました。

現実に悲観したルードリッヒ二世は、自身の幻想の中に理想の国家を作ろうとしたのかもしれません。国家予算以上の費用を使い、自分の趣味で築城した王。

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中は写真撮影禁止だったのでここに写真を掲載できませんが、壁画はオペラの名場面だったり、お部屋の装飾が舞台さながらのすごさだったり、またオペラの場面同様の人工の洞窟まであって、これでは近臣の者たちに幽閉されるのも納得できます。

誰にも会いたくないと、こんな人里離れた山の上の築城して、さらに夜しか外出しなかったルードリッヒ二世。

ここから幼いころ過ごした父親のお城が見えます。毎日ここからあのお城をどんな気持ちで眺めていたのでしょうか。

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ノイシュヴァンシュタイン城に行くには、麓からシャトルバスで途中まで登り、そこからは徒歩になります。シャトルバスの昇降場のそばにマリエン橋というつり橋があって、そこが写真を撮るのに絶好のポイントなんだそうです。

私は高所恐怖症。こんな高いつり橋を渡るなど・・・・ありえない・・・・。しかし、写真を撮るには渡らなければ・・・・。

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心の葛藤を乗り越えて、へっぴり腰で恐る恐る渡ります。ただでさえ怖いのに観光客が多いから揺れます。怖~~~い!!

おっとっとが面白がって私にカメラを向けます。撮るな~~~!!
決死の覚悟で写真を撮ったのに、ここから見るノイシュヴァンシュタイン城(裏側です)は外装工事中でした。

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正面はこんな感じ。あまりに近い場所から撮ったのでカメラに収まりきれない。

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入場券の番号ごとに入場できるので、順番が来るまでみんながここで待っています。

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帰りは1時間ほどかけて徒歩で帰ってきました。途中で馬車と何度もすれ違ったので、乗りたかったのですが、おっとっとが歩くというので断念しました。

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途中、お馬さんの落し物があちこちにこんもりと残っていましたが、あれは誰がお掃除するのでしょう。


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by asahikanokami | 2009-05-27 00:03 | 旅の話 | Comments(0)

ドイツ・フランスの旅(その19 狂気の王と呼ばれて)

さて今日は待ちに待ったノイシュバンシュタイン城の見学です。この旅で一番楽しみにしていました。

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このノイシュバンシュタイン城はルードリッヒ二世が建てました。小さい頃は田舎の豊かな自然の中で、音楽と芸術を愛する青年として育ちました。

しかし18歳の時に父のマクシミリアン二世が急死して王位についてしまいました。帝王学は授けられていなかったそうです。最初は理想と夢に燃えていたのですが、議会と衝突したり、政争に巻き込まれたりして、段々に現実逃避をするようになります。

傾倒するワグナーのオペラの世界を現実化しようとこのお城を造りました。ネオゴシック様式という造りなそうで、ふんだんに金を使った豪華な装飾。そのためにバイエルン王国は、国が傾くほどの多額の借金に苦しみました。

国民が重い税金にあえいでいるときに、一方で国王はといえば、日中はカーテンを閉めて部屋に引きこもり、夜中には金で作った馬車に乗って国中を駆け回ったとか。

やがて近臣たちにも見放され、精神病という宣告を受けてシュタンベルグ湖畔に幽閉されます。

幽閉されたその翌日、主治医と一緒に散歩に出かけたルードリッヒ二世はが、シュタンベルグ湖で水死体として発見されたのでした。主治医とともに。

自殺だったのか、他殺だったのか。未だに謎なんだそうです。

狂気の王様と呼ばれて、この白亜のお城を残したルードリッヒ二世。誰にも理解されず、誰も信じることができなかったその人生を思う時、涙が出そうになります。

まばゆいほどの美しい寝室で彼は何を思い、何を考えて眠ったのでしょう。

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by asahikanokami | 2009-05-24 23:19 | 旅の話 | Comments(3)

ドイツ・フランスの旅(その18 カラフルな卵)

え~~と・・・何回目まで書いたか忘れてしまうほどのご無沙汰でした。旅日記の再開です。

さて、ローテンブルグからミュンヘンまでは4時間のバスの旅。
この日はミュンヘンに宿泊です。

朝起きて荷物をドアの外に出し、朝食会場に向かいました。朝食はバイキングです。ソーセージやハム、果物、サラダなどが並んでいます。

あら?あのカラフルなものは何でしょう?カウンターの上に何やら毒々しい色のものがあります。

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そばに行ってみたらイースターエッグでした。イースターからすでに一週間ほど過ぎていましたが、前後2週間ぐらいはイースター気分なんだそうです。

そう言えば昨日のローテンブルグでも、お家の角々にカラフルな卵を飾ったツリーがあったっけ。

もうひとつ見つけた物があります。ヴァイスヴルストという白いソーセージ。

「ヴァイスヴルストは正午の鐘の音を聞いてはいけない」と言われているそうで、朝食に出来たてのソーセージのゆでたてを食べるのだそうです。写真の真中がヴァイスヴルストです。

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皮をむいて食べてみたら、とても柔らかくてふんわりしていてジューシー。味はさっぱりしていて日本人好みです。おっとっとは3本も食べました。おいしかったです。

その手前の真っ青なものがイースター卵。ツアー仲間の皆さんは、あまりの色の毒々しさに、誰も手が出なかったみたいでした。

もの好きみっこちゃんと呼ばれている私は、もちろん、食べましたよ。皆さんが中身がどうなっているのか、興味津々でで集まってきて私の手元を覗きこんでいました。

「な~~んだぁ!中身は普通の茹で卵!!」

そう。中はごく普通の茹で卵でした。色がついていたのは殻だけでした。

いろいろなソーセージがありましたが、さすがにソーセージの本場だけあって、どれもおいしかったです。

by asahikanokami | 2009-05-24 23:12 | 旅の話 | Comments(0)

旅日記をお休みしてます(発表会の告知あり)

なかなか次に進まない旅日記。

渡航歴があるので、今流行の新インフルエンザで拘束されているという噂が・・・・あるとか・・・ないとか。
ご心配なく。私はとても元気です。

それどころか元気過ぎてあちらこちらと出歩いて、その結果少々御疲れモードで、パソコンに向かってもブログを書くエネルギーがないのです。

誰ですか!歳のせいなんて言うのは!!

明日も出かけます。それが終わると少し余裕が出てきそうですので、また旅日記を再開できると思います。

あ、そうそう。忙しい原因の一つに6月7日の「新地かたってみっ会 第三回昔がたり発表会」があります。
今回は福島県の語り部の第一人者の横山幸子先生がゲストです。すご~~い!!

それで会員一同は練習に力が入っています。私は今回は、12分もかかる怪談を語ります。猛特訓中です。

横山先生のお話はなかなか聞くことができません、皆さんどうぞ聞きにおいで下さい。

   * 日時     6月7日 (日) 午後1時30分開演

   * 場所     新地町農村環境改善センター

   * 料金     無料

   * 出演     新地かたってみっ会 

   * ゲスト    横山幸子(梁川ざっと昔の会主宰)
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by asahikanokami | 2009-05-18 22:14 | 私のこと | Comments(2)

ドイツ・フランスの旅(その17 留学生再び)

短大の卒業後、実家のある仙台市内に就職してほしかった両親の反対を押し切り、はるばる岐阜県まで行きました。

両親は
「岐阜県はドイツよりも近いのだからまあ仕方がないか」
と思ったらしいです。

しかし、就職先でまたまたドイツ留学の話が待っていました。同僚のお姉さんがドイツ人のお医者さんと結婚していて、メイドさんを探しているというのです。

条件は、茶道と華道とお琴が弾ける人。お給料のほかにドイツ語会話の学校にも通わせてくれるというのです。

茶道と華道は学生時代から続けてお稽古しています。残るはお琴。

一年待ってもらえるように交渉して、その日からお琴の猛特訓を開始しました。先生が驚くほど、上達して(なにせ目的があるのですから、毎日2時間はお稽古しました)一年後には「六段」を弾くことができるようになったのです。我ながらすごい!!(自画自賛)

これでいよいよ海外脱出!両親に話をしました。

けれど・・・・またまた泣かれました。今度は母のみならず父にまで。
「お前は両親を捨ててドイツに行くのか!」

捨てていくわけではないと必死になって説得を試みましたが、とうとう両親を説得できず、結局この時もドイツに行くことができませんでした。

娘をこのままにしておいたらどこに飛んで行ってしまうかわからないと心配した両親は、強引に娘に見合いをさせました。

娘の方は
「見合いってしたことがないから、一回ぐらいはしてみるか」
と興味半分で、のこのこと見合いの席に出かけて、両親の策略にまんまと引っかかったのでした。

断わって帰ってきた見合い話が、どういう訳かそのままになっていて、いつの間にか結納の話まで進んでいました。

承知もしない結納には出ないと欠席したのに、花嫁不在で結納が行われて、仕方なく、おっとっとと結婚したのは昭和47年のことです。

人生に「もし」と「~ならば」はないといいますが、もし、あの時、ドイツに行っていたらば、私は今頃どんな人生を歩んでいたのでしょう。

国際結婚していたかもしれません。

いや、しっかりとした目的もなく、ただ「留学」と言う言葉にひかれて、それだけで渡独していたら、ホームシックになってすぐに帰国したことでしょう。

ローテンブルグで、明るい素敵な笑顔でご商売とご結婚を続けていらっしゃるえく子さんにお目にかかって、忘れかけていた記憶がよみがえりました。

若いということは何と危なっかしいのでしょう(私だけか??)

by asahikanokami | 2009-05-04 21:48 | 旅の話 | Comments(3)

ドイツ・フランスの旅(その16 交換留学生)

ずいぶん昔、なんと40年も前のこと。

短大生だった私はあることを耳にはさみました。
「○○先輩がYWCAの交換留学生としてドイツに行くらしいよ」

交換留学生!!何という魅力的な響き!!
私も交換留学生になってドイツに行こう!!

交換留学生と言う言葉を聞いて、それだけで留学を決意した若き日の私。なんとまぁ浅はかで短絡的な考えなんでしょう!!(三つ子の魂と言いますか・・・今もその気性は変わらないけど・・・)

その日からドイツに行くと勝手にきめて行動を開始したのでした。

まず生け花と茶道のお稽古をする。留学した暁には日本文化をドイツの人たちに知ってもらうために。

それから・・・後は何をすればいいのだろう???
途方に暮れた私に、友人が耳寄りな情報を持ってきました。

「YWCAの交換留学生になるためには洗礼を受けなきゃならないらしいよ。クリスチャンでないとだめらしいよ」

すぐに学校の近くにあった教会に出かけました。

「洗礼を受けたいのですが」

すると神父さんがにこやかに笑って

「それではしばらく日曜学校に通ってください」

留学すると言ったら両親はきっと反対することでしょう。あの当時は、海外に行くのは、今ならさしずめ宇宙に行くような感じでしたから。ましてや洗礼を受けるなどと言ったら、母は卒倒するかもしれません。

両親に内緒でこっそりと日曜学校に通いました。

しかし、ある日そのことがばれて、留学の話もばれてしまいました。

それはそれは、ものすごく叱られて、私の留学の夢はあっけなく消えたのでした。

by asahikanokami | 2009-05-04 21:45 | 旅の話 | Comments(0)

ドイツ・フランスの旅(その15 一言あれば・・・・)

さて、やっと任務を遂行してマルクト広場に戻ってきました。

噴水の所に〇〇時までと言われたけど、まだ5分前です。間に合いました。ほっ!

しかし、あたりを見回してもツアーの仲間の姿はありません。皆はどこに行ったのでしょう。

集合時間5分前ですから誰か一人ぐらいはいそうです。しかしあたりをぐるりと見回しても知っている顔はありません。おかしいなぁ・・・・。

約束の時間が5分過ぎました。しかし、添乗員さんもツアーのみなさんも誰一人きません。おかしいなぁ・・・・・。

だんだん不安になってきました。

「添乗員さんはあのレダー門の所に集合って最初に言ったぞ」

「うん。でもその後、ワインを買いに行く時には噴水の所に来て下さいって言ったよ」

「レダー門の所まで行ってみるか」

「いや、動かないほうがいいと思うよ」

「ほんでも、もう8分も過ぎているぞ」

だんだん不安が増してきます。どうしよう・・・・。

「いいから、レダー門まで行ってみるべ」

二人で元来た道を引き返してみることにしました。しかし、もし、添乗員さんが私たちを探しに来たら・・・・。違う道を通ったら・・・・。

いろいろなことが頭をよぎり、ますます不安になります。

二人でとぼとぼと歩いて行くと、はるか向こうのほうから添乗員さんと皆がこちらに向かって歩いて来るのが見えました。良かった!

「あら、村上さん。噴水の所で待っていて下されば良かったのに。どうせまた噴水の所を通って帰りますから」

な~~~んだぁ~~。それならそうとひとこと言ってくれればいいのにぃ~~~。

「帰り道にまた噴水の所を通りますからここで待っててください」
と言う一言があったら、安心して噴水の所で待ってたのに。

その一言がなかったので、置いて行かれたのではと不安になったのです。じっとしていればいいのに、余計な行動をして、元の道を戻ったりするのは不安のなせる業。

ワイン探してうろうろし、みんなを探してうろうろし、おかげでこの日はぐっすりと眠れました。

by asahikanokami | 2009-05-02 22:27 | 旅の話 | Comments(0)