朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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<   2010年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧


歯磨きガム

「もらため」というサイトがあります。正しくは「もらえる、ためせる」というものです。

「もらえる」は応募して当選すると頂けます。「ためせる」は送料を負担するだけで商品を頂けます。

私はやたらと「もらえる」に応募しています。この間は「横手焼そば4人分」が当たりました。



さて話は変わってこの間、おっとっとと仙台まで買い物に出かけました。何か食べ物が口に入っていないと運転出来ないという悪い癖を持っているおっとっと。

「何か食うものないか?ガムあるか?」

「ありませ~~~ん」

「なんだ、がっかりしたなぁ。ガムぐらい買っておけ」



その晩、「もらため」を見たら、もらえるの所に「歯磨きガム」というのを見つけました。グットタイミング!! ガムでしかも歯磨きまでしてくれるなら、こんな良いことはありません。

早速応募することにして商品の説明を読んでみました。

『長時間噛んでも味が長持ちします』
お~~!!ますます願ったりかなったりじゃありませんか。

『牛皮にしみ込んだチキン味が・・・・』
ええっ!!牛皮って、牛皮って何だろう???チキン味?チキン味のガムなんてあるのかしら?新製品かな????

で、商品の写真を見たら、なんとそれはワンちゃん用のガムでした。

あぁ、だから牛皮でチキン味なんだぁ。納得。

そしたら急におかしくて、おかしくて、深夜にパソコンの前で声をあげて涙を流すほど大笑いしてしまいました。

うふふふ。このまま応募して、当選したらおっとっとに噛ませようかな。長時間チキン味が長持ちする牛皮のガム。

by asahikanokami | 2010-03-28 22:58 | うちのおっとっと | Comments(3)

日帰り温泉

久しぶりの日記です。

特別忙しかったわけでもなかったのですが、何かと日常の用事があり、またパートさんたちがそれぞれ都合が悪くて一人で頑張って仕事をしたりしたのもだから、ちょっと疲れてしまいました。

昔は一晩寝ると疲れなどへっちゃらだったのに、体の芯の疲れが寝ても取れないのです。普段は
「私は見た目よりもずっと若いくて元気なのよ~~」
と威張っている私ですが、やはり体力の衰えを認めないわけにはいかないようです。

年とったぁ・・・・なんて言いたくないけど・・・・・まぁしかたないかぁ。

我が家にいると電話が鳴る、集金が来る、誰かが来る・・・と、ゆっくり昼寝をすることもできません。こういうときは、おっとっとを留守番に残して日帰り温泉に出かけるに限ります。(おっとっとを誘っても一緒に行ってくれませんので)

お気に入りの日帰り温泉は南相馬市にあります。ここは一日ゆっくりとごろごろしては温泉に入り、またごろごろできるのです。ただし、来るたびに人が増えているんですよね。開店と同時でないと休憩の場所も取れません。

開店前に到着したのにフロントの前に長蛇の列。それでもやっと休憩場所を確保でき、あたりを見回して気がつきました。

年配の男性が多いこと!!それも一人で来ている男性が多いのです。この日の天気はみぞれ。

隣の男性がそのまた隣の男性に話しかけていました。
「あんたも一人かい?雨が降ると畑仕事も出来ねぇから、家にいると邪魔にされてなぁ。ばばぁ(奥さんの事)にここまで送ってもらったんだ。一緒に飲むかい?」
お互いに同じ境遇だったらしく、自己紹介しながら飲み始めました。

ふっふっふっふ。どうやら奥様たちは、ご主人が邪魔なので焼酎と漬け物を持たせて、ここで夕方まで預かってもらうつもりらしい。

見渡すとそんな感じの男性が6人ほど。中にはご年配のご婦人4人のアッシー君らしいご主人もいます。4人のおしゃべりには加わらずに一人で新聞を広げて読んでいます。

女性たちのなんと元気なこと。大笑いしているのはほとんど女性。黙々と飲んでいるのは男性。

世のご主人たち。どうぞ老後に一人でも楽しめる趣味を持ってください。でないと、まるで宅老所のように温泉に置いておかれますよ。

この日はお天気が悪かったのでいつもよりも余計に混んでいたのでした。次回温泉に行くときはお天気の良い日にしようっと。

(私はお昼寝をしながら温泉を満喫、すっかりリフレッシュしてきました。でも、もしかしたら・・・・大口開けていびきをかいて寝ていたかもしれないとちょっと冷や汗です)

by asahikanokami | 2010-03-26 23:25 | 私のこと | Comments(2)

地震の恐怖

二日続けての地震。

おとといは、21時45分ごろ。マグニチュード5.7.震度は3でした。
宴会のお客様は帰った後で、宿泊のお客様は夕食も終わって、それぞれお部屋でくつろいでいた時でした。

大急ぎで各お部屋に安否の確認に伺いましたが、全員何事もなくてホッとしました。唯一被害者は息子。ベットのわきの棚から大量のCDが落ちて散乱していました。本人にも落ちて来たらしいのですが、怪我がなかったのは幸いなことです。

そして昨日。
おっとっとは宴会のお客様をバスで迎えに、私は宿泊客の夕食の準備中でした。17時過ぎ、ゴォーっと地鳴りがしたかと思ったら、また大きな揺れがきました。マグニチュード6.6、震度4強。

棚の食器がガチャガチャと派手な音を立てています。コンロの火を消し、玄関の自動ドアを開けて電源を切り、二階のお客様の所に飛んで行きました。

階段を上がる時にまだ揺れは収まっていませんでした。各部屋を回って最後に声をかけたお部屋から返事がありません。どきっ!!

お部屋はかぎが掛かっていました。お風呂かもしれない。風呂場に走って行ったら、真っ裸でタオルで前を隠しただけのお客様がうろうろしていました。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です。大きかったねぇ。お風呂から飛び出してきたよ」

お風呂のブレーカーが落ちてボイラーが止まっていました。いつも復旧作業はおっとっとがしています。はてな???どこに復旧ボタンがるのかしら???

とにかくあちこちをやたらと触っていたら突然復旧しました。良かった。緊急の場合に、私が作業することもあるのだから、おっとっとにきちんと教えてもらわなきゃと思いました。

津波の心配をしましたが、津波の心配はないとのことで安心しました。実は昨夜の宴会のお客様は、浜辺の方たちだったのです。津波注意報が出たら宴会どころではありませんでした。

それにしても・・・・我が家の宴会と地震はどうしてこんなにも縁があるのでしょう。

「まさか三日続けて地震は来ないでしょうね?」
と連泊中のお客様。
「入浴中にまた地震になったらと思うとゆっくりお風呂にも浸かれない」

息子のCDも二日連続で落ちました。一度落ちたら次回は落ちないように工夫出来ないのかしら?まったく!!

ゴォーと強い風が吹いても
「また地震か!」
と身構えてしまう、地震恐怖症の私です。

by asahikanokami | 2010-03-15 22:39 | 我が家のお客様 | Comments(5)

そば打ち教室

行ってきました。そば打ち教室。

第二回ということもあって、前回の復習をしてすぐにそば打ちに入りました。

そば打ちで一番難しいのは「水回し」。つまり、最初にそばに加水して水分を蕎麦粉に均等にいきわたらせる作業です。これでそばの出来の良し悪しが決まるのだそうです。

蕎麦粉は水分を含むと色が真っ白からわずかにベージュに変わります。色を均等にするには、素早くまんべんなく水分と蕎麦粉を混ぜなければなりません。色がまだらにならないように、均一にベージュになるようにします。

作業がスタートしたらうかうかしていられない。時間との勝負です。手早い作業が求められます。

手で捏ね鉢の中の粉と熱湯を揉みながら混ぜて行きます。水分が少ないと捏ねにくく、伸ばしにくく、しかも伸ばすと端の方がひび割れてきます。

一方、水分が多いとべとべとして捏ねることも伸ばすこともできません。その水分の差はほんのわずか。500グラムの蕎麦粉の場合は最後に加える10ccが分かれ目。入れるか、入れないか、迷います。

水分が多いか少ないかは、経験で覚えるしかありません。蕎麦粉の乾燥具合やその日の空気の湿度、打つ人の体温などで微妙に違ってきます。蕎麦粉はものすごく繊細なんです。

最初に打ったそばは固かった。伸ばしているうちに廻りにひびが入ってしまいました。何とかごまかして切って、強引におそばに仕上げました。

ごまかせるってことは、ちょっとは上達した証かな。・・・なんてよろこんではいけません。失敗は失敗なんですから。

二回目は先生に最後のお水を入れていただきました。ちょっと柔らかめに出来上がりました。柔らかいので捏ねる時や伸ばす時に、力を入れなくても作業が出来てとても楽でした。

帰宅してから両手の薬指の関節の所がすりむけていることに気が付きました。あららら・・・・伸ばす時、麺棒でとんとんと打ちつけて伸ばすのですが、あまりに一生懸命に打って、麺棒を持つ手まで伸し板に打ち付けたみたいです。

そしてもう一つ気が付きました。カメラを持って行ったのに、バックから取り出して撮影する暇もありませんでした。

今回でそば打ち教室は終了です。すごく楽しかったのでまたぜひ開催してほしいと、参加者全員の希望です。本当に楽しい教室でした。

「週一回ぐらい練習すれば、上達しますよ」
と先生がおっしゃったけど・・・・週一回は無理としても、月一回ぐらいはそば打ちを楽しみたいと思います。

でも・・・ちょっと内緒ですが・・・・腕が筋肉痛です。余計な所に力が入った証拠です。筋肉痛にならずにそばが打てたら私も一人前になることでしょう。

by asahikanokami | 2010-03-09 23:07 | 私のこと | Comments(3)

十割そば

公民館の初歩のそば打ち教室に一年間通いました。もっとも仕事の忙しいときと重なったりで、実際に出席できたのは6回です。

道具がないとせっかく習っても自分の家でそばを打てないし、打たなければ私の事だからすぐに打ち方を忘れてしまうことでしょう。

そこで大枚をはたいてそば道具一式をそろえました。
おっとっとに
「それだけ(の金額)そばを食べたら何杯のそばを食べられることか」
と笑われましたが、私はどちらかというと恰好から入るタイプなんです。まずは格好。(時々、道具をそろえただけで安心して後は何もしないから、道具の持ち腐れになる時があるけど・・・・・)

公民館の教室の先生は、高校の校長先生だった方でした。会津地方に赴任していらっしゃったときに、そば打ちを覚えたそうです。

教えていただいたのは二八そば。蕎麦粉が八割につなぎとして小麦粉(地粉か中力粉)を二割を混ぜ込んで打ちます。つなぎが入るので粉がうまくまとまって打ちやすいのです。

教室を卒業してから、忘れないように時々そばを打っては、友人や家族にふるまっていました。おなじみのお客様に自慢げに
「私が打ったそばです」
なんて、試食していただいたりもしています。

今回、相馬調理師会でそば打ち教室を開催することになりました。たった二回だけの開催ですが、十割そばの打ち方を教えてくれるというのです。先生は南相馬市小高区の「十割そば こごた」のご主人です。

十割そばは、蕎麦粉だけでつなぎが入らないので、加水しても粘りがでなくてサラサラしてなかなかまとまりません。そこで熱湯を入れて蕎麦粉の粘りを出してまとめます。

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つなぎが入っていないこともあり、また、先生が用意してくださった蕎麦粉が会津山都町産の蕎麦粉だったので、熱湯を入れたとたんにとても良い香りがたちます。山都町産の蕎麦粉は良質なので欲しいと思うのですが、なかなか手に入らないんですよねぇ。先生はそば農家から直接仕入れているんですって。

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打ち方も、それぞれ教えてくださる先生によってやり方に個性があります。小牛田先生は、生地を伸ばす時に麺棒でとんとんと叩いて伸ばします。そばを打つというのはこういうことかと思いました。

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参加者は、全員調理師の資格はあるのですが、初めて蕎麦を打った方がほとんどだったので、切るときにあちこちから
「ありゃ!太くなった!!」
「まるでこれではうどんだなぁ!」
「うどんというよりもきしめんだ!」
と笑い声が上がっていました。

十割そばは二八そばとはこねる感触も違い、伸ばす時の感覚も違って、端のほうがひび割れたりして悪戦苦闘しました。難しかったです。

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明日は二回目の教室があります。すごく楽しみです。そのうち上手になってお客様に出せるようになれたなら良いと思っています。



明日は二回目ですが最終回というので一人で1キロ(約十人前)のそばを打ちます。妹と友人が、明日の夕方に打ったそばが届くのを待っています。失敗しないよう頑張らなきゃ!!

(写真のおそばはすべて先生が打ったものです。私はまだこんなにきれいに切ることができません。太かったり細かったり)

by asahikanokami | 2010-03-08 23:55 | 私のこと | Comments(3)

鬼嫁自慢

今朝、起きたら腰が伸びません。
ということを口実にして、南相馬市にある日帰り温泉に行ってきました。

ここは我が家から車で40分。お風呂に入って一日ごろごろしていられるのでお気に入りの施設です。

きょうは、本を二冊、それからレターセットを持参です。

以前はそれほど混んでいなくて、休憩所のテーブルもほど良く配置されていたのですが、最近は混むのでテーブルとテーブルの間が狭くなりました。

お隣と近すぎるのです。しかし幸い、私のテーブルは左右両方ともお隣のテーブルは空いていました。ラッキー!!

お風呂の入って戻ってきたら・・・あららら・・・なんと右のテーブルにご年配のご婦人が四人。すでにテーブルの上はお菓子やミカンや漬物が並んでいます。ここは食べ物の持ち込み禁止なのになぁ。左も男性の方が一人。すでに缶ビールで一人宴会です。

おばちゃんたち、最初は小さな声だったのに、段々に興奮してきて大きな声になってきました。どうやら嫁の悪口のようです。聞き耳を立てていたわけじゃないのです。聞きたくなくても耳に入ってくるのです。

「俺家の嫁はなぁ、お賄い(台所仕事)なんて何もしねぇんだよ。そのくせ私が作ったおかず、いつも婆臭い料理ばかりって文句を言うの」

「ほんで(それで)どうしたの?あんた、言われっぱなしかい?」

「まさか!ほんでは今度、見本に婆臭くない料理を作って見せてけろ(くれ)俺も勉強するからって言ってやった。料理一つ作れない癖してさ、大きな顔するなって付け加えたかったけど、そこまでは言わなかった」

「言えば良かったのに。俺家の嫁なんて俺が死んだら花火上げて喜んでやるって言うんだよ。ろくでない嫁と思わないかい?」

「あら・・・・・それはひどい」

「ほんで(それで)言ってやった。ああ、上げてけろ(くれ)その代わり一発や二発の花火ではだめだからな。大花火大会をしてけろって言ってやった」

うっふっふっふ。どうやらお姑さんの方が一段うわ手のようです。

それにしても、いまどきのお嫁さん。お姑さんに平気でそんなこと言うのでしょうか。

お姑さんがカラスは白いと言ったら、あなたも白いと言いなさい。お姑さんが采配を振っている間は、お姑さんの流儀に従いなさい。自分流にするのは自分が采配を振る時期まで待ちなさいと母に言われて嫁に来た私。

幸いなことに、亡き姑は慈悲観音のような優しい人で、本当の親子でもこんなに仲良く暮らせないだろうと思うほど仲良く暮らすことができました。幸せなことだったと感謝しています。

こんな私ですが、姑の言うことに反対したり、ましてやいうことを聞かなかったことはありません。心の中で
「ちょっと違うんだよなぁ」
と思っても、姑の言う通りにするのが当たり前でした。私だけでなくほとんどのお嫁さんがそうだったと思います。

きっとお嫁さんに憤慨しているこのおばちゃんたちも、自分がお嫁さんの時代にはお姑さんの言う通りにしていたと思います。

延々と5時間も嫁のざんぞ(悪口雑言の相馬弁)をしゃべってました。どんどんエスカレートしてきて

「家の嫁は・・・・」

「あら、まだ良い方だべ。家の嫁は・・・・」
と、まるで鬼嫁自慢大会のようでした。それにしても、よくも次から次と話が出てくるものです。

そして15時ごろになったら
「ああ、せいせいした。さぁ孫が帰ってくる時間だ。帰っぺ」
と、晴れ晴れとした顔で帰って行かれました。

どうやらお風呂に入るよりも、鬼嫁の悪口の方がずっとずっとストレス解消になった模様です。

おかげで、手紙は書きましたが、持参した本は読めませんでした。

by asahikanokami | 2010-03-04 21:24 | 私のこと | Comments(2)

津波騒動

皆様、28日の津波のご心配をいただきましてありがとうございました。

三陸海岸や仙台湾では漁業施設に甚大な被害が出ました。自然災害とはいえ、この不況の時節に、施設の修理や漁業収穫減で、被害にあわれた方は大変です。心からお見舞い申し上げます。

このあたりはおかげさまで何事もなく済みました。
津波警報が出されてからずっとテレビをつけっぱなしにして仕事をしていました。

11時半からご法事のお客様の予約が入っていたのですが、前日に和尚様が急用が出たのでお膳は一つ持ち帰りにしてくれと連絡がありました。

そしたらなんと10時半にお客様がぞろぞろ。ええっ~~~、まだ準備中なのに・・・・。和尚様のご都合で1時間早くご法事が始まったのだとか。お膳の事だけ連絡が来て、時間が早まったことを我が家に伝えるのを忘れていたらしいのです。

もうそこからは大慌て。落ちつけ、落ちつけ。頭の中で仕事の段取りを再確認して、無我夢中で仕事をして、なんとかお待たせすることなくお料理を出すことができました。

その大忙しの最中、地元消防団の方が避難指示にやってきました。

「津波警報が出て大きな津波が来ると予想されるから、避難指示が出されました。改善センターに避難してください」
「今、ご法事の最中で・・・・お客様を置いて逃げるわけには・・・」
「津波到着は14時ごろとの予想です。大急ぎで全員避難してください」
「もし津波が来たら3階に避難しますから」
「それでも・・・たぶん危険だと思いますから、ぜひ避難してください」

消防団の方は、熱心に津波がいかに怖いかを説明して帰られました。何でも一人暮らしの高齢者は、すでに避難済みだと言います。寝たきりに方は救急車で特別養老ホームに運んだのだとか。

のんきに構えていた私にも不安が・・・・。お客様に避難の事を伝えたら
「津波が来るのは14時頃だべ。大丈夫。その前に法事を終えて逃げるから」

で、お客様は13時頃に逃げて行きました。もとい!お帰りになりました。皆さん、すぐに避難したみたいです。1時間早く始まったことが幸いしました。とりあえず、津波が来る前にご法事は終わりました。

さて!その後どうするか?じつは夜にも宴会の予約が入っているのです。お膳を片づけて、宴会のお膳をまた用意しなければなりません。

津波到着予定時間。ドキドキしながらお膳を片づけていました。外ではパトカーが通るし、消防車が見回っているし、広報車が避難を告げて走り回っているし、空では取材でしょうか、監視でしょうか、ヘリコプターが飛んでいます。

すると電話が来ました。
「朝日館!!津波に流されてないか~~~??」
今夜の宴会のお客様からでした。
「おら方は(宮城県のお客様でした)大津波警報だども、新地は福島県だから大丈夫だべ(でしょう)?」

そうなんです。宮城県には大津波警報が出ているのに、福島県は津波警報だったのです。我が家から車で数分で県境です。すぐそこから宮城県です。

「津波によ~~く言い聞かせておくから。ここからは福島県だからって」

「ほだが(そうですか)ほんでは(それなら)今晩、予定通りに行くから。他の日は皆の都合が悪くて、今日しかないんだ」

そして、津波の第二波が来たときに宴会が始りました。津波は漁港の岸壁が少々波をかぶったぐらいで済みました。ほっ!

21時30分。無事に宴会も終了。
「さ~て!飲むだけ飲んだから帰るとするか。第三波が来て朝日館が流されても、後は知らねぇ~~~」

大騒ぎしたのに何事もなくて本当に安心しました。大山鳴動して鼠一匹。

でも、近い将来、高い確率で起きると予想されている仙台沖地震。その時の予行練習ができたと思います。避難場所の確認や、避難する時の心構えなど。

もし津波が来たら、やはり逃げるのが一番です。ご近所は皆さん避難して真っ暗で、まるでゴーストタウンのようでした。
その中、一軒だけ灯りを付けて宴会をしていた我が家。ちょっと申し訳なかったと思っています。

by asahikanokami | 2010-03-02 23:45 | 我が家のお客様 | Comments(6)