朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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<   2010年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧


ローフード

スローフードではありません。ローフードです。

つまり火を通さず生でいただくお料理のこと。

なぜ火を通さないかというと、野菜などに含まれている酵素は熱に弱いからです。なるべく火を通さず、野菜の栄養素(食物酵素)をそのまま体に取り入れたいからです。

酵素は体内で消化を助けます。そのために体内で作られる消化酵素の消費が少なくて済みます。その分のエネルギーが代謝活動に多くつかわれるので、代謝が活動的になります。もちろん、食物繊維が腸を大掃除してくれます。

その結果、たとえば、排泄がスムーズになったり、体温が上ったり、ダイエットになったり、コレステロール値が下がったり・・・・・・と嬉しいことが起きてきます。

実は、私はローフードを勉強している友人の指導のもと、7月ごろからとてもゆるゆるのローフードを始めています。

とてもゆるゆるというのは、100パーセントローフード生活というのではなく、朝はできるだけ葉物野菜と果物のジュースだけ。お昼と夕食はなるべく最初に生野菜の料理を食べて、後は好きなものを食べるという生活のことです。

そしてなんと相馬でこのローフードの講習会がありました。講師は石塚ともさんというかた。「ローフード 私をキレイにした不思議な食べ物」という本も出されています。

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ローフードについての説明の後、私が毎朝飲んでいるグリーンスムージー(野菜と果物のジュース)の作り方を教えてもらいました。これは私がつくっているのと同じで味も同じでした。

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その後、火を使ってないお料理をいただきました。お隣の飯館村のシイタケとパプリカにナッツ類で作ったパテをつめたもの。相馬はおいしいお野菜の宝庫なんです。おまけに朝どりの野菜がその日のうちに手に入るという恵まれた所なんです。

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サラダのソースもナッツをすりつぶして作ってあってお豆腐の白和えのような味でした。

なんと!ケーキも火を使っていないのです。ブラウニー。お砂糖の使ってなくてアガぺシロップというものを使っているのだそうです。想像以上にすごくおいしかったです。

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ゆるゆるローフードをはじめて、私はもちろんおっとっとの体重が毎月1~2キロ平均で減ってきています。今ちょっと減り方が落ちてきましたがそれでもリバウンドはありません。

なんとなくお肌もつるつるになってきたような気がします。

あら!!これ以上美人になったらどうしましょ!

毎月ホームドクターの所で定期診察をしてもらうのですが、67歳のメタボのおっとっとの血液検査の結果は、顔と性格以外は悪い所が無く、すべての数値が異常なしです。

「何か特別な薬を飲んでますか?」
と聞かれました。何も飲んでません。

前の晩のご飯が残ってしまった時には、卵かけご飯をたべたり納豆ごはんにしたりしますが、それでも翌日にはグリーンスムジーを飲んでしまうのは、ローフードの方が体の調子が良いからかもしれません。

教えてくれた友人に感謝です。いつまで続くかわかりませんが、なるべく生でお野菜をいただきたいと思っています。

by asahikanokami | 2010-11-30 20:05 | 私のこと | Comments(5)

白幡の大銀杏

友人が遊びに来たので、一緒に白幡の大銀杏を見に行ってきました。

実は今、新地町の昔話を冊子にしようと執筆中です。その中に、昔話の舞台になった場所の写真を入れたいと思っているのです。

10月に二回、11月に入ってからも二回見に行きましたが、他の銀杏の木は黄色なのに大銀杏は緑のままでした。

どうやら銀杏は大木になるほど黄色になるのが遅いようです。大人が5,6人で囲まなければ一回りできないほど幹の太い、大きな大きな銀杏の木。まだ少し緑も残っていてそのグラデーションは、言葉も出ないほどの美しさです。

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むかしむかし
白幡の大イチョウの近くに美しい娘が住んでいたったと。

毎晩、娘の部屋から楽しそうな話し声が聞こえてくるようになったもんだから、親達は心配になってきたと。

そこで、ある晩に母親が障子の穴からこっそりと娘の部屋を覗いてみたらば、娘が話をしている男の袴の裾から蛇のしっぽが見えたと。

娘のところに通ってきていたのは大蛇だった。

驚いた母親は、娘に言い聞かせたと。
「今夜、男が来たら、着物の裾に長い麻糸つけた針を三針縫い付けておけ」
娘は男の袴に、麻糸のついた針を三針縫いつけてておいたと。
翌朝、母親が麻糸を手繰っていくと、逆さ銀杏の根元まで続いていたと。

銀杏の木の洞の中から
「苦しい・・・・・苦しい・・・」
とうめき声が聞こえてくるんだと。

そしてその脇で蛇の母親が
「だがらあれほど人間には近づくなって言ったべ。人間を迷わせたからその罰が当たったんだべ。そのうちみろ、おめぇは針の毒が体中に廻って死んじまうがら。まったくバカなことしたもんだ」
と息子を責めている声がしたと。

すると蛇の息子は
「なぁに、俺はあの娘の腹に子を残してきたから大丈夫だ。蛇の子が生まれるときに、娘の腹を食い破って出てくるから、その時娘も死ぬべがら」
って泣き泣き言ったと。

そしたら母親の蛇が
「人間は利口だからなぁ。五月の節句に菖蒲と蓬を入れた風呂に入ったら、蛇の子がみんな落ちて娘の命は助かることぐらい知っている」
と言ったと。

立ち聞きしていた母親は、恐ろしくなって体が震えたと。すぐに家に飛んで帰っって節句になるのを指折り数えて待ったと。

節句の日、菖蒲と蓬を入れた風呂に娘を入れたら、ゾロゾロと蛇の子がみんな腹から落ちて流れて死んでしまったと。娘の命は助かったと。

大銀杏の洞には大蛇が死んでいたったと。

それからというもの、五月の節句には健康に生活できるように願って、お風呂に菖蒲や蓬を入れるようになったんだと。

おしまい。

by asahikanokami | 2010-11-28 23:27 | 昔話 | Comments(3)

プンタレッラ

お待たせいたしました。

これがプンタレッラです。

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茎は空洞になっています。

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食べられる部分は茎の所と芽の所。葉っぱは苦くて食べられないらしいです。

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茎は皮が硬いので、手でするっと剥いてから細く縦に切り、水にさらします。
するとあら不思議! 茎がクルンとかわいらしくカールします。

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そして買ってきましたよ、アンチョビ(カタクチイワシを塩で漬けて発酵させてオリーブオイルに漬けたもの)。

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ニンニクとアンチョビとオリーブオイルとワインビネガーを混ぜてドレシングを作って、プンタレッラと混ぜたら!もう!ほっぺが落ちましたよ!!

プンタレッラはほんの少し苦みがあって、しゃきしゃきした歯ごたえで、何と言ったらいいのかなぁ~、くせのないセロリというか、少し柔らかいみず菜というか、やはりプンタレッラの味としか言いようがありません。

プンタレッラのちょっとした苦みと、アンチョビの塩味とコクと、にんにくの香りとがオリーブオイルで包まれ、ワインビネガーのさわやかさが加わって、すべてが混然一体となって、胃の腑に滑り落ちて行くのがわかりました。

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きっとワインに合うと思います。(飲めない私が言うのもなんですが・・)

by asahikanokami | 2010-11-11 00:46 | 我が家の日常 | Comments(3)

プンラレッタ??プンタレッラ??

自慢じゃないが私は横文字に弱い。

一度聞いたぐらいではおぼえられません。

たとえば、ドイツの白鳥城の「ノイシュバンシュタイン城」なんぞは、何度間違ったことでしょう。

「イノシュバン・・・・じゃなくて・・・・ナイシュバンじゃなくて・・・・ノイシュバン・・・あぁ!!誰じゃ!!こんな舌をかみそうなな名前を付けたのは!!けしからん!!」
などと、自分の記憶力の無さを棚に上げて、八つ当たりしたりします。

そして今日、わが新地町(福島県)から一つ山を越えた丸森町(宮城県)の地場産品を売るお店で見たことのないお野菜を見つけました。
早速買ってきて、おっとっとに報告。

「あのね、見たことのないお野菜を買ってきたよ。え~~と、名前は・・・・プンラレッタだったかな?プンタレッラだったかな???」

どっちだっけ????

頭の中でカタカナが舞い踊っています。

ネットで確認をしたら「プンタレッラ」が正解でした。

このお野菜はイタリアのお野菜なそうです。なぜ?イタリアのお野菜を宮城県で作っているのでしょうか?

それは言わずと知れた支倉常長の慶長遣欧使節団が、伊達政宗の命を受けて、スペインを経由してローマまで行ったから。

そんなこんなで、宮城県とイタリアのローマ県は友好県になっているんですって。

そのご縁でローマ近郊で食べられているプンタレッラを宮城県で栽培しているんですって。

すごいなぁ~~~!!

常長さんのおかげで、イタリアまで行かなくても、こうして珍しいお野菜を食べることができます。

さてこのプンタレッラ。生で食べるお野菜らしい。アンチョビとニンニクとお塩とワインビネガーとオリーブオイルでドレシングを作ってサラダで食べるらしい。

アンチョビなどと言うハイカラ(ハイカラはすでに死語かな?)な食べ物は、我が家にはないので明日にでも、スーパーで買ってこようと思っています。

実物をお見せしたいと思って、プンタレッラの写真を撮ったのですが、なにせ夜なのでうまく発色しませんでした。

再度撮影をして、明日にでも出来上がったお料理ともどもブログにアップしたいと思います。

乞う!ご期待!!

by asahikanokami | 2010-11-09 23:06 | 我が家の日常 | Comments(4)

川内村の土志工房の作品展とランチ

一枚のはがきが届きました。
それは福島県川内村で土志工房を開いている志賀さんからの作品展の案内のはがきでした。

実は私は志賀さんと知り合いというわけではありません。志賀さんの亡きお父様と知り合いでした。

福島民報のコラム欄に、私のつたない文章が載ったのが縁で、お父様と文通が始まりました。

ある日
「息子が川内村に窯を作ったので見に来ませんか」
と誘われて川内村の土志工房を訪ねたのはずいぶん昔のことです。13,4年ぐらい前でしょうか。

その時に、たくさんの作品を拝見して、一目で作品の魅力に引き込まれてしまいました。その時に買ってきた飾り皿は、今でも一番よい場所に飾ってあります。

それからも二度ぐらい川内村を訪ねましたが、我が家もいろいろなことが続き、またお父様が亡くなったりで、その後はなかなか川内村まで行くことができないでいました。

毎年、作品展の案内状をいただくのに、仕事との折り合いが悪くて、いつもいけずじまいでいました。

今回、運良く、仕事も選挙も暇な日と作品展の日程が合いました。行きたい!!絶対に行く!!

ちょうど結婚したお友達に何かお祝いをと思っていたので、さっそく作品を拝見しに出かけました。

久しぶりに拝見する作品は、昔よりもちょっとだけ華やかな感じになっていて、その分、やさしくなっている感じがしました。お祝いの品を選ぶのに、どの作品も素敵で、目移りがしてなかなか決まりませんでした。

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そして今回はSala Cafeという喫茶店で、志賀さんの作品でランチをいただけるというので、早速予約をして作品展を見た後、うきうきと出かけました。

私はほとんど外食をしません。まして相馬市でどこかのお店に入るなどというのは、数年に一回あるかどうかです。どんなお料理かなと楽しみでした。

お店は三階にあり、店内にはおしゃれにキルトの作品が飾ってありました。普通の日はキルト教室なんだそうです。

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お皿も素敵で、川内村の食材で、ていねいに作られたお料理がとてもきれいに盛り付けてあって、おいしくておいしくて大満足でした。天然酵母のパンもおいしくて、お土産に買って帰ってきました。

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by asahikanokami | 2010-11-01 22:10 | 私のこと | Comments(2)