朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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<   2012年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧


緊急のお願いというか、お問い合わせというか

さっぱり更新してなくて、おまけにコメントのお返事も書かないまま、こんなお願いを書くことお許しください。

エコたわしのご注文をいただいていた人のリストを紛失してしまいました。
何人かは思い出しましたが、おひとり、どうしても思い出せない方がいます。

何度かご注文をいただいていた方で
「魚と亀のたわしを入れて40個」
という方、どなただったでしょう?????

今日、お送りしようと思い、リストを探したのですが見当たりません。
いつもこうなのよね・・・・・私・・・・・・・・。

ぼんやりしていて、うっかりもので、忘れ物の名人だからと自分にいつも言い聞かせているのに、なくしたり忘れたりする・・・・。決まった場所にきちんと置くように心がけているつもりなのに、あちこちに置いて探してばかりいる・・・・・。
この頃は、それに物忘れが加わりました。

本当にすみません。
心当たりの方は、非公開コメントでお名前をお知らせください。
40個が編み上がりましたが、明日、あさってと出かけますので、発送は18日になります。15日に発送するとお返事(たしか・・・・電話だったような・・・・・・)しましたのに、遅くなります。
本当にごめんなさい。

留守の間に、お名前がわかりますように!!

(ミシンクラブのこと、釣師地区の輪投げ大会のことなど、ブログアップしたいことがあるのですが、ちょっとお待ちください。結構忙しい毎日で

皆様、お騒がせいたしました。
解決いたしました。
ありがとうございました。


by asahikanokami | 2012-10-15 20:57 | 私のこと

嬉しい言葉

久しぶりにお得意様に会いました。
「朝日館!元気だったか?大変だったなぁ・・・・・・」

そうおっしゃって、無言になりました。しばらく言葉を探していらっしゃるように見えました。
そして
「朝日館が無くなって・・・・・おもしゃぐね・・・・」
って、泣きそうな声でおっしゃいました。

おもしゃぐねっていうのは、このあたりの方言で面白くないということ。

「朝日館が無くなって、いろいろなところを使っているけど、朝日館みだいな所は無ぇ…。頼むから旅館を再開してけろ(くれ)」

嬉しかった。涙が出るほど嬉しかったです。

そのお客様には、いつも接待に使っていただきました。
お帰りになるのは、必ず夜中過ぎでした。何時になっても、おっとっとがご自宅まで送って行きました。

我が家では、姑の代から(もしかしたらその前の代からかもしれません)お客様に
「お帰りください」
と言ったことがないのです。
「まだ帰らないのかなぁ・・・・・」
と心の中でつぶやきつつ、半分居眠りしながらお帰りになるのを待っていました。

時には夜中の2時ごろになっても帰る気配がなく、催促したいと思ったことが何度もありましたが、宴会のお部屋に行くとお客様がとても楽しそうにお話をしているので、お帰りを催促できませんでした。

「あのなぁ、ほかの所を利用したら21時には出されてしまうんだ。朝日館なら何時でも嫌な顔しねぇで酒出してくれたのになぁ」

そういうお話を聞くと、姑の商売方法は間違いなかったと確信します。
私のやり方は姑が教えてくれたままなのです。
それは、自分の都合よりもお客様の都合を考えること。簡単なようでとても難しいことでした。

姑は、とても優しい人でしたので、利益など考えずにサービスに徹していました。
「そこまでお客様に媚びなくても良いのに」
と、若い時にはずいぶん思いました。

姑が亡くなって、私が女将になった時、お手本は姑でした。いつも、なにか困難にぶつかると
「姑ならどうしたかな」
ということが、私の判断基準でした。
自分が女将になってはじめて、姑が媚びていたわけではないと気がつきました。姑はお客様が喜んでくれることをしていただけだったのです。
そして、今、改めて、姑に教えてもらった商売の方法は間違っていなかったと思います。

「朝日館、再開してけろ(くれ)」
という言葉は、何よりの嬉しい言葉でした。

by asahikanokami | 2012-10-05 20:12 | 我が家のお客様