元朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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言葉もない・・・・・

ご近所の方が亡くなりました。
まだ45歳という若さで、突然に・・・・。

おっとっとの仲買仲間のその方は、おっとっとに頭痛がすると言っていたそうです。それからわずか二日で、お子さんと奥さんとご両親を残して、あっという間に旅たたれてしまいました。

おっとっとが競り落とした魚を入れた樽を、トラックに積み込むのを手伝ってくれるような優しい人だったそうです。

その方のお父さんとおっとっとは同級生です。

娘の告別式の時に、その方のお父さんは
「てっちゃん・・・・・こう言う時には・・・・なんて言うんだべな・・・・。おら・・・・なんて言ったらいいのか・・・・言う言葉を知らない・・・・てっちゃん・・・・なにも言えなくて・・・・ごめんな・・・」
と、おっとっとの肩を抱いて泣いてくださいました。

そして今朝、おっとっとは、仕入れの帰り道にその方の家の前を通るのが辛くて、遠回りして帰ってきたそうです。

「おれは・・・・やすんちゃんに・・・・なんて声掛けたら良いべな・・・・。かける言葉が見つからねぇ・・・・・。告別式でやすんちゃんの顔見るのが辛い・・・・」
とおっとっとが涙ぐんでいました。

娘が亡くなった時のことがしきりに思い出されて涙が出ます。もう10年もたっているのに、子供に先立たれた悲しみは無くならないんだなと改めて思います。

自分の思いに、息子さんを亡くされた御両親の悲しみが想像できて、なお一層涙がこぼれます。

どうぞ、奥様やお子さんやご両親をお空の上から見守ってください。ご冥福をお祈りいたします。合掌。

by asahikanokami | 2010-12-10 22:11 | 新地町の人々
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