元朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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送り火

16日は送り火を焚きました。

送り火の煙に乗って、ご先祖様がお帰りになります。

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いつも思うのですが、送り火を焚いて、その火がだんだん小さくなっていくときの寂しさは、何に例えたらいいのでしょう。ちょうどこの頃から夏の風が、ほんの少し秋の気配がしてくるからでしょうか。

毎年、こんな私でさえセンチメンタルになります。

昨年まではちょうどこの頃まで夏の海水浴のお客様で忙しく、バタバタと走り回っているうちに夏が終わるという具合でした。

お盆が終わると忙しさも一段落。ちょっと暇になるのがとても嫌でした。お客様が大好きだった私。仕事が大好きでした。忙しくバタバタしている時が幸せでした。

送り火がだんだん消えていくのを見ながら、今まで経験したことのないお盆を思いました。

暇なお盆なんて嫌だなと思っていたけど、それはそれでよいお盆だったなぁ。
ゆっくりとお墓詣りをして、お盆の精進料理を作って、実家や親類のお墓参りもできて・・・・・・・。

お墓も見つかり、お地蔵さんも見つかり、みんなで迎え火や送り火を焚き、ぼたもちも作ったし、仮設の皆さんのコミュニケーションも良く、団結も強まり、暇なお盆はそれなりに、なかなか良いお盆でした。

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(花火の煙です。皆で花火をしました)

by asahikanokami | 2011-08-21 21:46 | 避難生活
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