元朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

床下浸水

なんだか忙しい日々を送っています。

毎日楽しいことがあって、何にでも首を突っ込みたがる私にとっては、一日一日が楽しくて仕方ありません。
被災者がこんなにも楽しく生活していいんだろうかと思うけれど、良いんでしょうね。良いことにしましょう。

仮設の中はまだ悲しんでいる人も多いのですが、皆で悲しんでいても仕方がありません。
とりあえずは、元気な人、楽しい人が笑顔で生活をして、悲しんでいる人に寄り添い、やがて少しずつ笑顔が増えていけばいいなあと思います。

それはさておき、12日から22日までおっとっとが入院していました。
前立腺肥大という男性特有の病気です。

以前から頻尿でしかも残尿感が残るというので検査を勧めていたのですが、本人はそれほど大事と思っていなかったようです。

7月に尿が出なくなり大慌ててで仙台市立病院に飛び込み、前立腺が人の五倍もあることがわかりました。
あまりに大きいので投薬で少し小さくしてから9月に手術ということになりました。

「俺のは人の五倍あるんだぞ!」
と威張って、仮設の年配のご婦人たちに
「てっちゃん!ほかの場所が五倍なら自慢できるけど前立腺が五倍では自慢になんねぇべぇ」
と笑われていたおっとっとです。

おかげさまで、私も毎日仙台通いの日々でした。

と言っても、毎日、おっとっとの妹が来てくれたので、おっとっとそっちのけで二人でおしゃべりしたり、街に出てランチをしたり、デパートにショッピングに出かけたりと、看護とは名ばかりの仙台通いでした。
まぁよくも飽きもせず、二人で声が枯れるほど、毎日毎日しゃべったり笑ったりできるものです。我ながら呆れてしまいます。

そしておっとっとの退院の日、21日は大型台風でした。
交通網はすべてストップし、道路はあちこちで通行止めというので、結局は一日多く入院となりました。

その晩、猛烈な風雨。
排水の悪い仮設は、床下浸水になりました。玄関は雨漏りしました。
もう少しで床上になりそうで、心配で眠れませんでした。

f0061402_22271088.jpg


普段でもちょっと大雨が降るとあちこちに大きな水たまりができて歩くのが大変です。
排水溝を造ってくださいと町役場にはお願いしているのですが、なかなか実現しません。

f0061402_2227488.jpg


新地高校生が、ボランティアで道の端に溝を掘ってくれましたが、雨が降るたびに泥が流れて溝が浅くなります。
仮設のお父さん達が時々溝を掘りなおしたりしてくれますが、車も通るのでまた元の木阿弥になります。

所詮仮設住宅。数年(町役場からは二年と言われています)しか住まないのだから、それぐらい我慢しなさいというのかもしれません。

部屋の狭さ、収納の少なさ、防音や断熱のことなど、いろいろ不満を言ったらきりがないけれど、もう少し快適に住みたいと思うのは、贅沢かなぁ・・・・・・・・・・・・。被災者は文句を言わずに我慢しなければならないのかもしれませんね。

せめて家の周りに敷いた砂利を舗装にして、排水のU字溝を入れてもらえたならと思います。
お年寄りがシルバーカーを押して歩くのに、砂利道は引っかかって転ぶので危険です。そのために外を歩かない人もいます。

あらま!床下浸水のことを書くつもりが、いつの間にか愚痴になってしまいました。今夜はこのぐらいでやめましょうね。では、みなさま、おやすみなさい。

追記
おっととおは無事に退院しました。経過はすこぶる良好。ほとんど普通の生活していますのでご安心ください。

by asahikanokami | 2011-09-25 22:27 | 避難生活
<< 珈琲の橘さん おいしい連休 >>