元朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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南イタリアの旅 24 (アルベロベッロ)

デイデイホテルの朝ごはんです。
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みなさんが、スーツケースを出しながらお部屋の鍵を返しに来ます。

フロントで
「はい。鍵はここにおいてください。荷物は玄関の所においてください」
と聞き覚えのある声が聞こえます。

覗いて見たら、おっとっとがフロント業務をしていました。
毎朝している仕事ですので、手馴れたものです。

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フロントのお兄さんと仲良くなり、俺もホテルのオーナーだと言ったらしいのです。きっと、お兄さんは大ホテルのオーナーと思った事でしょう。こんな小さな宿屋だと知ったら驚くことでしょう。

思い出が多いデイデイホテルを出発して、アルベロベッロの観光です。

ちょっと歩くと、もうすぐにトゥルッリが見えます。わくわくします。

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このお家は16世紀ごろ、屋根があるものに税金がかかったので、役人が来るとわかると、皆で屋根をはずすために、接着剤を使わずに平たい石を積み上げる屋根を作ったのが始まりなそうです。

漆喰の白い壁を作り、その上に平たい石を三角形に積み上げて行きます。

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その昔、東北ではどぶろくを密造していました。役人が調べに来ると、飼っている馬を放しました。

「馬が逃げた~~~!!」

それがどぶろくを隠せと言う合図であり、また、大事な馬が逃げたのでは、どぶろく探しどころではないと、役人を引き下がらせる言い訳になりました。

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アルベロベッロでも
「役人が来るぞ~~~!!」
と言う合図で、屋根の石を取り外したのでしょうか。

かわいい、おとぎの国のようなアルベロベッロ。その影に庶民の知恵があったとは。感動するお話でした。

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by asahikanokami | 2007-06-19 23:01 | 旅の話
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