あまり交流がなかったおんつぁんと暮らしてみて、はじめておんつぁんがDVだということがわかりました。
ちょっとしたことでも怒鳴ります。
朝、起きてこないので
「おんつぁん、おはよう。起きてこないから心配で見に来たよ」
と言ったとたんに
「寝坊した!!」
って怒鳴られました。
着替えをしないので
「おんつぁん。下着を着替えてね。明日洗濯をするから」
というと
「いちいちうるさい!着替えなんかしない!!」
って怒鳴ります。仕方がないので、おんつぁんがお風呂に入っている間に、こっそりと下着を交換していました。
叔母が介護鬱になった理由がわかりました。
私も毎日怒鳴られているうちに次第に疲れてきました。
「おんつぁん。どうして怒鳴るの。私、おんつぁんに怒鳴られるたびに心臓がドキドキするんだよ」
「私だって誰にでも呶鳴るわけでないの!知らない人には怒鳴らないの!あんたとはこの頃慣れてきたから、怒鳴るのっしゃ(呶鳴るんだよ)」
「ええっ・・・なれたから怒鳴るの・・・。怒鳴られるならおんつぁんと慣れたくないなぁ。いつまでも知らない人のままのほうがいいなぁ」
「仕方ないべぇ。ずっと一緒にいるんだから」
なんだかわけのわからない理由をつけて、おんつぁんの怒鳴り声が一日中響きます。
その声の大きさにすっかり疲れてしまいました。