元朝日館の女将のてんてこ舞日記


東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
by asahikanokami
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おんつぁんはDVだった

あまり交流がなかったおんつぁんと暮らしてみて、はじめておんつぁんがDVだということがわかりました。

ちょっとしたことでも怒鳴ります。

朝、起きてこないので
「おんつぁん、おはよう。起きてこないから心配で見に来たよ」
と言ったとたんに
「寝坊した!!」
って怒鳴られました。

着替えをしないので
「おんつぁん。下着を着替えてね。明日洗濯をするから」
というと
「いちいちうるさい!着替えなんかしない!!」
って怒鳴ります。仕方がないので、おんつぁんがお風呂に入っている間に、こっそりと下着を交換していました。

叔母が介護鬱になった理由がわかりました。

私も毎日怒鳴られているうちに次第に疲れてきました。

「おんつぁん。どうして怒鳴るの。私、おんつぁんに怒鳴られるたびに心臓がドキドキするんだよ」

「私だって誰にでも呶鳴るわけでないの!知らない人には怒鳴らないの!あんたとはこの頃慣れてきたから、怒鳴るのっしゃ(呶鳴るんだよ)」

「ええっ・・・なれたから怒鳴るの・・・。怒鳴られるならおんつぁんと慣れたくないなぁ。いつまでも知らない人のままのほうがいいなぁ」

「仕方ないべぇ。ずっと一緒にいるんだから」

なんだかわけのわからない理由をつけて、おんつぁんの怒鳴り声が一日中響きます。

その声の大きさにすっかり疲れてしまいました。

by asahikanokami | 2008-09-22 22:39 | 我が家の家族と親類
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