元朝日館の女将のてんてこ舞日記:海からの贈り物
2007-10-31T16:58:43+09:00
asahikanokami
東日本大震災で被災した小さな旅館の女将の日々
Excite Blog
サクタロウってだ~れ?
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2007-10-31T16:58:43+09:00
2007-10-31T16:58:43+09:00
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asahikanokami
海からの贈り物
萩原朔太郎の「月に吠える」を思い出したあなたは詩人です。
ご近所に住んでいる作太郎さんの笑顔を思い出したあなたは、きっと人付き合いが良いんでしょうね。
サクタロウと聞いてよだれを流したあなたは(いるかな?)きっと福島出身でしょうね。
サクタロウは写真のようないかついお顔のお魚です。
見た目は悪いけれど実に味のある、まるで私のようなお魚なのです。お鍋にすると良いおだしが出ます。ほっぺが落ちます。
ただ、残念なことになかなかお目にかかれません。幻のお魚なのです。
今日は上がりました。おっとっとが仕入れてきました。今夜のお客様にはサクタロウ鍋が出ます。ラッキーですね。
もしかしたら私にもおこぼれがあるかもしれません。そうなったら私もラッキーです。
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サクタロウ
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2006-10-31T21:13:31+09:00
2006-10-31T21:13:31+09:00
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asahikanokami
海からの贈り物
萩原朔太郎??
いいえ、違います。
新地では有名。
強面なのに、人気があります。
良い味を出します。
さて、サクタロウって????なあ~~んだ???
ふっふっふっふ。
サクタロウの顔はこんな顔です。
そうです。我が家のおっとっとにちょっと似ています。
ケムシカジカというのが、正式の名前らしいです。
しかし、新地では「サクタロウ」または「サクタロ」「サッタロ」と呼ばれています。
「ブログに書いて紹介したいから、もしサクタロウが上がったら仕入れてきてね」
と、おっとっとに頼んでいたら、今朝上がったサクタロウを三匹仕入れてきてくれました。
後姿は、お腹がプックリで、ますますおっとっとに似ています。今、産卵期でお腹に卵が入っているのです。(ちなみに、おっとっとのお腹は卵ではありません。ぜ~~んぶ脂肪です)
身は淡白で癖がなく、今の時期は脂が乗っていて、とても美味しいのです。
大きさがわかりにくいので、リンゴと並べて撮ってみました。
このぐらいの大きさです。
お料理の仕方です。
最初、頭を落とします。オレンジ色の卵がいっぱい!
三枚におろしたら頭から皮をはぎます。皮はごわごわして美味しくないんです。
そしてぶつ切り。
今日は一人用のお鍋にしました。
卵も美味しいんです。塩漬けにして食べます。
卵の大きさはこのぐらいです。イクラと並べてみました。大きさがわかるでしょうか。
左がイクラ。右のオレンジ色の小さい粒がサクタロウの卵です。
お味は、イクラととびっ子(とびうおの卵)の中間と言う感じでしょうかねぇ。
イクラほど濃厚でなく、あっさりとしています。私は大好きです。サクタロウは11月限定のお魚です。今の時期、産卵のために浅瀬にやってくるのです。
明日の朝食には、大根おろしと一緒に食べようと思っています。楽しみ~~~~!!
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潮の香り
http://asahikanok.exblog.jp/1624401/
2006-04-05T15:23:50+09:00
2006-04-05T15:23:50+09:00
2006-04-05T15:23:50+09:00
asahikanokami
海からの贈り物
朝起きてこられたお客様が
「窓を開けたら潮の香りがしますね」
と言います。さっそく窓を開けて深呼吸。ス~~~・ハ~~~。
しかし、潮の香りがしません。潮の香り??ス~~~・ハ~~~。
どんなに深呼吸しても潮の香りがしないのです。
その昔。新婚旅行から帰ってきて、新地駅に降り立った時、潮の香りがしました。
「ああ、今日からこの海辺の町で生活するんだ・・・」と思ったものです。背の君がどんどん歩いていって高架橋を登っていくので
「あの・・潮の香り・・」
って言ったら(うふっ、私もその頃はまだ初々しかったのよね)背の君はクンクンと匂いをかいで
「何も匂わないべ。ほら、行くぞ」
と私を置いてどんどん歩いていってしまったのでした。
こんなにも潮の香りがするのに、匂わないのかしらと、その時はとても不思議に思ったものでした。
それから毎年暖かくなってきて、灰色の冬の海がいつの間にかエメラルドグリーンの春の海に変わる頃、お天気の良い日に窓を開けると潮の香りがしました。
「あ~~、春が来た」
潮の香りで町が包まれて春の到来を知ることが出来ました。
それがいつからでしょうか、潮の香りを感じなくなったのです。窓を開け放して深呼吸をしても何も匂わないのです。
潮の香りが私の体に染み付いてしまったのでしょうか。あの時のおっとっとと同じように何も匂わなくなってしまいました。
どうやら長い年月が私をすっかりこの町の住人にしてしまったようです。
昨日は何ヶ月ぶりかで海を見に行ってきました。(我が家から海までは徒歩3分です)
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今度はタコです
http://asahikanok.exblog.jp/671371/
2006-02-07T07:44:39+09:00
2006-02-07T07:43:27+09:00
2006-02-07T07:42:56+09:00
asahikanokami
海からの贈り物
「なんだぁ、水タコは載せないのか。水タコの写真はどうした」
って朝からうるさいおっとっと。
仕方がない。
載せてやるか。
実はアンコウの写真を撮った時に、タコも撮っていたのです。
しかし・・・アンコウを持っていたおっとっとは、アンコウに似てましたが・・・タコを持ったおっとっとは・・・・もっとタコに似ていたのです・・・・・。
で・・載せたくなかったのよね。
でも本人のご要望とあれば載せましょう。しかし、顔は半分カッとさせていただきました。(嘘です。ちゃんと撮ったつもりだったのに半分しか写ってませんでした。良かった)
昔、嫁に来た頃、生きているタコを生まれて初めて見て
「新地のタコは赤くないんですね」
と言って舅に
「みっこはタコは赤くてねじり鉢巻をしていると思ってたのかぁ」
と笑われた事など懐かしく思い出しました。
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どっちがあんこう???
http://asahikanok.exblog.jp/649341/
2006-02-05T20:57:28+09:00
2006-02-05T21:02:22+09:00
2006-02-05T20:57:28+09:00
asahikanokami
海からの贈り物
を仕入れてきました。3匹。一番大きいものは13キロもあります。その他に、ヒラメ、カレイ、タコ、ハモ、ホッキ貝などなど。
「あ、写真を撮ってブログに載せようかな」
「なに?ブログに載せる?なら、ちょっと待て!今着替えてくるから」
「あんたじゃないの。アンコウ」
「いやそう言わないで俺も載せてくれよ」
と言うわけで、我が家のアンコウが獲れたてのアンコウを持っている写真を撮ってみました。
どっちが本物のアンコウか見分けがつきません。
このあたりでは、アンコウはお鍋にはせず「ともあえ」にします。
アンコウの身を茹でてほぐし、肝を溶いて味噌と砂糖とみりんと酒で味付けたものに入れて、気長に炒り煮にします。
アンコウにも当たりはずれがあって、当たりのアンコウは肝が大きくて肝の色もオレンジ色をしています。きっとグルメのアンコウなのでしょう。一方粗食のアンコウは、肝も小さくて肝の色も白っぽいです。
さしずめ我が家のおっとっとがアンコウだったら、上等なアンコウになることでしょう。あのお腹の中はフォアグラ状態の大きな肝が入っているはずです。
顔写真はアンコウです。おっとっとの顔ではありません。お間違いのないように。
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